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研石の面直しの代用品はある?レンガやコンクリートブロックは使える?

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久々に出してきた砥石が真ん中だけが深く擦り減ってしまっていたので、面直し(※読み方:つらなおし、めんなおし)したいと思ったけど面直し用の砥石がない!
何かで代用できないのか?!と面直し用の砥石がないときの代用案を模索したので紹介します。

砥石が変形しまくっていた!

さすがに切れ味が悪すぎて久々に砥石で研ごうと思い、砥石をやっと見つけ出したら、真ん中がへこみまくって変形した砥石が出てきました。

なんでここまでほっといた?!という位にへこんでいた…m(_ _)m

※2種類の砥石がくっついてるタイプの砥石を真横から見たところ

誰がこんな使い方をしたのか?!と、(過去の自分かもしれませんが…😅)面直し用の砥石を探しましたが、面直し用の砥石がなくなっていて困りました。

面直し用の砥石がないのでしばらく試行錯誤をして、端っこの方から研いでみたりして砥石の形を整えようしたけどやっぱり無理でした!

研石の面直しに使える代用品はないのか?

歪んでしまった砥石を平べったい状態に直すには平べったい何かに擦り合わせて、削ればいいのですが専用のものは買いたくありません!(※意地でもお金をかけたくない!)
お安くあるいは無料でどうにかならないか?と考えました。

・面直し用の砥石を買う (千円~何千円)
・100均の砥石を面直し用に使う (100円)
・コンクリートブロックやレンガを使う(拾えば無料)
・地面(コンクリート)に擦り合わせる (無料)


などを思いつきました。

一番最初に思いついたのがコンクリートブロックでしたが、都合よく拾えるようなコンクリートブロックは庭にはありません…。
もちろん外のコンクリートブロックは拾って来たら盗みになってしまいます。

家の外の駐車場のコンクリートに直接スリスリしてしまえばただで手早く面直しが出来るだろうに?!という衝動が何度も押し寄せましたが…隣の家の苦手なおじさんに出くわして白い目で見られるリスクが怖すぎて勇気が出ませんでした…。

結局実際に試したものは、庭に落ちていた小さめのタイル(7×15㎝くらい)でした。
それを洗って、せっせと面直しをしましたがタイルが砥石よりも小さかったので時間がかかって大変でした。
「コンクリート(地面)にこすってしまえばささっと済むのに…」という気持ちをずっと持ち続けながらも、ちまちまと何時間もかけたらちょっとはマシになりました。

しかし完全に平らにはなりませんでしたし、手間がかかりすぎて、砥石の片面を直すのに精一杯でした。

いっそ面直し用の砥石を買おうか?とも考えましたがやはり買うのは悔しいので、何日か後で他に何かないか?と改めて庭に見に行ったらコンクリートブロックはなかったけど、レンガがありました!

↓こんなやつです。

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前回庭を見に行った時には「レンガを持ち出したら母に怒られる(庭は母のテリトリーなので)」と思い手を付けなかったのですが、絶対にレンガが必要!と思い、母に交渉して庭のレンガを一個使わせて貰えることになりました!

早速レンガで面直しをしたら楽々と面直しが出来ました!
そしてレンガの大きさや材質がちょうどいい感じなのです。

正確にいうとレンガは元々歪んでいるし材質もよくないので綺麗には出来ないかもしれませんが、家庭用としては十分に使えました!
最初からレンガにすれば良かった…ここに来るまでに何時間無駄にしたのか?!と後悔しました…😅

砥石の面直しを安く済ませる方法 (代用案)

(※あくまでも家庭用であり精密さは求めません。平らになればOK!という前提です。
そもそも面直し用の砥石を買えばいいという発想は除外してなるべく安く済ませる方法を考えます。)

<砥石の面直しの代用案>

  • 外のコンクリートの地面やコンクリートブロックにこすりつける (無料)
    デメリット:人の目が気になる。不審者と思われる可能性あり!
    砥石を濡らしながらじゃんじゃん地面にこすりつけてしまいましょう!地面が平面であれば簡単に砥石を平らに出来ます!
    運よくベランダの床がコンクリートであれば、人の目を気にせずゴリゴリできますね。
    うちは残念ながらベランダがコンクリートではないのが残念でした…😅
  • 庭にあるレンガやタイルを拾ってきて面直し用の砥石の代わりに使う
    (無料あるいは、ホームセンターで購入※二百円~数百円?)
    外から拾って来たものは汚いので洗って、漂白剤で除菌してから使いましょう!
    レンガはサイズも質感もちょうど良かったです。
    レンガには元々歪みがありますが、精密さを求めなければ何とか使えます…。
    面直し用の砥石も1000円くらいから買えるのでわざわざレンガを買うのは違うのかもしれませんが…面直し用の砥石自体が使ううちに削れてきて面直しが必要になるので硬いレンガの方が形が変わらないままで長く使える気がします。
  • 耐水性のサンドペーパーを使う(100均でも買える?)
    大きめの耐水性のサンドペーパーを平べったいところに敷いて砥石をこすれば、面直しに使えます。
    あるいは、かまぼこの板のようなものにサンドペーパーを巻きつけて砥石をこするのもいいと思います。
    サンドペーパーはすぐに削れてだめになってしまうので大々的な修正には使うのは大変ですが、使用後にちょっとずつ整えるのにはいいかもしれません。
  • 100均の砥石を面直し用に使う(100円)
    100均の砥石ははっきり言って包丁を研ぐのにはおすすめできませんが、砥石を手入れするのにはちょうどいいみたいです。

砥石も100均で代用できないのか?!

そもそも砥石が高い!もっと安く済ませられないのか?!と思った方もいると思います。

砥石の代用といえば、お皿の裏側で研ぐという方法もありますが、それはあくまでも間に合わせであって実用的ではないですよね。

100均でも砥石が売っていますが、番手が荒いので仕上げ砥石としては使えませんが、荒砥石としては使えますし、砥石の面直し用としては便利な砥石です。
ちなみに口コミを見ると、ダイソーの砥石よりもセリアの砥石の方が長持ちするそうですよ。(未確認情報ですが…)

さすがに中砥石~仕上げ砥石クラスの石は100均では買えないのかな?と思って諦めていましたが…100均でも手に入る砥石の代用品があるということが分かりました!

こちらの動画では、100均で売っている「スレート(天然石)のお皿」を砥石代わりにしています。天然石とは、、原理としては砥石にぴったりじゃないですか!

ただ、そのまま使うのではなく、スレートのお皿を100均の荒砥石で削って、面直しをして表面を平らにしてから使うようです。

一般家庭で使う分には何とか使えそうです…。
もちろんちゃんとした砥石を使うのが一番ですが…「どうしても砥石を買う余裕がない!」という方(コンクリートで面直しを済ませようと考える私のようなケチな人)は、100均の荒砥石とスレートのお皿を買って、200円で包丁研ぎが出来るのならば嬉しいです。
なんなら包丁も100均で買えますし、どこまでも節約ができそうですね!

今度100均の売り場を歩くときに、「他にも代用品が見つかるかもしれない」などと思いながら見て回るのが楽しみになってきました😊

砥石の面直しの注意事項

<怪我に注意>
・面直しが終わった砥石は角がとがっているので、怪我防止のために角を削って面取りをしておきましょう。

<汚れに注意>
面直しの時に「鉛筆で印をつけて削れ方をチェックする」という方法がありますが、研ぎカスに鉛筆の成分が溶け出してしまいます。
研ぎカスがテーブルに付くと鉛筆の跡がこびりついて黒く汚れますので気をつけてください。
鉛筆の汚れは洗剤では落ちません。消しゴムやクレンザーじゃないと落ちないので厄介です。面直しに鉛筆を使うときは砥石の下に新聞紙を厚めに敷いておくといいと思います。

そもそも、砥石の研ぎカス自体色が染みつきやすいので、洋服やテーブルや流し台を汚さないようにガードしておきましょう。

<参考動画>
■均等に面直しする方法:【初心者向け】面直しのやり方【ダイヤモンド砥石】を使う
【プロも間違えてる】正しい面直しのやり方
■鉛筆で印をつけて確認する方法:「砥石の面修正」凹んだ砥石の面を直す方法

まとめ

面直し用の砥石の代用案(安く済ませる方法)を紹介しました。

結局は買ってしまうのが一番手っ取り早いのですが…なるべく安く済ませたいのならばコンクリート(地面やコンクリートブロック)に擦り付けるのが一番安いと思います。
問題は人の目です!私はこれに耐える勇気がありません😅

そしてこまめにお手入れしたい場合は、いちいち外に出てゴリゴリするのは面倒なので、100均の砥石やあるいはレンガを使うのがお手頃かなと思いました。

実際に100均の砥石を面直しに使っているという方がいて問題なく使えているみたいだったので100円で済むならありだなと思いました。
ただ、面積が大きい方が面直しが楽だと思ったので大々的な修正にはレンガの方がいいかなと思いました。
レンガは硬いので変形せずに長持ちしそうですし…。

砥石をこれから買うのであれば、面直し用の砥石とセットで買うことをお勧めします!

\砥石はセットで買えばお得かも!/

ホントはこういう高いやつが欲しい!

面直し用の砥石には土台が金属のもの(ダイヤモンド砥石)やセラミックのものなど色々種類があります。
上記のものはダイヤモンド砥石で、「天然砥石・セラミック砥石等硬い砥石の修正に向いていて、人造砥石には不向き」なようです。

砥石にも天然砥石、セラミック砥石、人造砥石などの様々な種類があって、扱いかたや修正用の砥石の適正が違いますので、よく確認してから購入してください。

砥石の選び方 | 燕三条製包丁の藤次郎株式会社|TOJIRO JAPAN↗

このページが少しでも皆さまの参考なれば幸いです。

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