洗剤を使わずにマグネシウム粒と水のみで洗濯できるという「洗濯マグちゃん」。
その口コミは効果があった無かったとの両方がありますが、どちらが正しいのでしょうか?
効果や満足度の感じ方の違いは「仕組みを理解して正しく使えるかどうか?」「洗濯に何を求めるのか?」で大きく変わってきます。
このページでは、私が実際に洗濯マグちゃんの代用品である「マグネシウム粒」で洗濯してみて分かったことなどを解説します。
そして、私が見つけた最安値のマグネシウム粒も紹介します。
・洗濯まぐちゃん販売ページ/Amazon
・洗濯まぐちゃん/公式サイト
- 洗濯マグちゃんは洗剤なしでも洗えるの?
- 「洗濯マグちゃん(マグネシウム粒)」でなぜ洗濯ができるのか?
- マグネシウム粒洗濯に切り替えるとどう変わるのか?
- 洗濯マグちゃんの購入先は?
- 洗濯マグちゃんの代用品は?
- マグネシウム粒の最安値
- マグネシウム粒のコスパは?一回あたりの費用は?
- 各マグちゃんシリーズの使用量の目安
- 「マグネシウム粒」で効果的に洗濯する方法!
- 洗濯マグちゃん(マグネシウム粒)で洗濯する時の注意点!
- 弱アルカリ水で本当に洗濯出来るのか?
- マグネシウム粒洗濯が消臭効果が高いと感じる理由
- マグネシウム粒の増やしすぎに注意!
- ◆弱アルカリ水洗濯は繊維を痛めやすい
- マグネシウム粒で効果的に洗濯する方法のまとめ!
- pH9以上の弱アルカリ水は素手で扱わない方がいいです!
- マグネシウム粒にはお手入れが必要!
- ❗️マグネシウム粒の基本的な注意事項❗️
- 洗濯マグちゃんを使い始める前にやった方がいいこと
- マグネシウム粒洗濯に何を期待するのか?によって是非が変わります。
- 「マグネシウム粒のみ」で洗濯をしてこそ価値が分かる!
- 「何もない」ところに「最低限のものを追加する」というのが最適解!
- マグネシウム粒洗濯を始めることで人生に与える影響とは?
- マグネシウム粒洗濯を始めるきっかけは好奇心がベスト!
- あとがき:大手メーカーの激臭洗剤から抜け出せたその先に…。
洗濯マグちゃんは洗剤なしでも洗えるの?
答え:洗剤なしでも洗えます!
洗濯マグちゃんは過去に行政指導が入った件で不安に思っている方もいるかもしれません。
誇大広告と言われるような伝え方があったのは事実ですが、マグネシウム粒で弱アルカリ水を作って洗濯するという仕組み自体は有効なので安心してください。
私は洗濯マグちゃんではなくマグネシウム粒の方(代用品)を実際に使用していますが、汚れがしっかり落ちて匂い(生乾き臭)もありませんし、洗剤無しでも洗えます!(好みによって洗剤と併用したり、セスキ炭酸ソーダと併用する人もいます。)
しかし、効果を十分に出すためにはコツがいるので誰でも一様に洗えるという保証がないのが難点であり誤解を招きやすいのです。
このページではマグネシウム粒を使った弱アルカリ水洗濯の効果的な方法や、メリットデメリットを紹介していきます。
「洗濯マグちゃん(マグネシウム粒)」でなぜ洗濯ができるのか?
洗濯マグちゃんは「マグネシウム粒」の化学反応を利用して、弱アルカリ水を作りその水で洗濯します。
マグネシウムが水と反応し、水素の気泡を発生させてアルカリイオン水(弱アルカリ水)を生成します(油を落とすにはPH値は9.5以上が理想)。
アルカリイオン水は洗濯物につく油脂分を分解して石鹸化します。
洗剤と同様に洗浄能力を持つ界面活性効果で汚れを落とします。
弱アルカリ水がpH9.5以上になれば、洗剤と同様に洗浄能力を持つというのは事実です。(弱アルカリ水はタンパク質や油を落とす効果があります。※泥汚れや機械油などは落とせません。)
肝心なのはpH9.5以上に出来るのか?というところです。
pH9.5以上にするにはコツがいりますが、性質を理解して正しく洗濯すればマグネシウム粒のみでの洗濯が可能になります。
マグネシウム粒洗濯に切り替えるとどう変わるのか?
- 洗濯後に有機物や洗剤残りがないので洗濯槽が綺麗になる
- 洗濯槽のかびや汚れが少しづつ取れてくる(毎日使用で2~3週間)
(※はがれ落ちた汚れが洗濯物に付着する場合がある)
- 洗濯槽のかびや汚れが少しづつ取れてくる(毎日使用で2~3週間)
- 排水ホース、排水溝の汚れが徐々に軽減する
- 部屋干し臭がなくなる
- 洗濯物が本当の無臭になる
- 洗剤に比べてタオルがガチガチに固くなる(クエン酸すすぎで解消できる)
- 洗剤に比べて生地が削れる(生地が痛むのがデメリット!)
洗濯マグちゃんの購入先は?
洗濯マグちゃんは、公式ページでもアマゾンなどのECサイトで購入出来ます。
・洗濯マグちゃん販売ページ/Amazon
・洗濯マグちゃん/公式サイト
洗濯マグちゃんの公式商品(いろいろなサイズがあります)
→宮本製作所 洗濯マグちゃん ブルー 2個(50ℊ×2個)
洗濯マグちゃんの代用品は?
洗濯マグちゃんは「純粋なマグネシウム粒を洗濯ネットに入れただけ」という単純な仕組みなので代用品が自作出来ます。
代用品の価格はなんと、洗濯マグちゃんの4分の1です!
私はもちろん代用品を使っています。(公式さんごめんなさい😅)
「純マグネシウム粒」+「洗濯ネット」を購入すれば代用品が作れます。
・おすすめは「純マグネシウム粒の5mmサイズ」です。
・洗濯水が20Lの場合はマグネシウム粒が450g位が最低必要量です。
(※多いほど反応が早いので私は20Lに700g使っています。)
<注意>
洗濯ネットのファスナーは洗濯中に開かないように縫い付けることをお勧めします。
念のため袋を二重にすることをお勧めします。
マグネシウム粒の最安値
アマゾン
→マグネシウム粒 5㎜ 1200g:3380円~3980円が最安値です。
メルカリ
→マグネシウム粒 6㎜ 1㎏:2500円(最安値)
※状態を気にしない方はこちらがお勧め!(※記事作成時の最安値)
<純マグネシウム粒 5mm>
1200g:3980円[1㎏当たり:3316円](送料無料)
1200g:3980円[1㎏当たり:3316円](送料無料)
1200g:3380~3580円(送料無料)
◆こちらは詰め替えてジップロックで発送。※お届け状況に難あり、気にする方は購入を控えましょう。
<純マグネシウム粒 6mm>
1㎏:2500円(送料無料:メルカリ)
(※こちらは黒くなった状態で届くので購入後はクエン酸で洗浄しましょう!)
マグネシウム粒のコスパは?一回あたりの費用は?
マグネシウム粒の一回当たりの費用は、最安値の「1㎏:2500円」又は「1200g:3980円」で購入した前提で計算すると、2年間使用した場合は一回あたり3~6円です。
4年間使用した場合はその半分になります。
ちなみに、一般的な洗剤やアルカリ剤も一回あたり3~6円(平均5円)でした。
2年間でのコスパはさほど変わりませんが、マグネシウム粒を長年使い続けるほどにコスパが良くなっていきます。
私の素人計算ですが、5㎜のマグネシウム粒を限界まで使うには8年かかると計算しました。
8年使うと一回当たりの費用は1.4円位になります。(実際にここまで使うのは現実的ではないと思いますが…。)
コスパに関してはこちらで詳しく紹介しています。
→アルカリ剤とマグネシウム粒の一回当たりのコスパと洗濯方法の比較!最安値を紹介!
各マグちゃんシリーズの使用量の目安
| 商品名 | 洗濯容量(ドラム式/縦型) | 使用個数 |
|---|---|---|
| 洗たくマグちゃん 約50g | 約4㎏まで / 水35L | 2個:100g |
| 約6㎏まで / 水50L | 3個:150g | |
| 約8㎏まで / 水65L 約10㎏まで /水80L | 4個:200g 5個:250g | |
| 洗たくマグちゃんプラス 約60g 洗たくマグちゃんwithピエクレックス 約60g | 約3㎏まで | 1個 |
| 約6㎏まで | 2個 | |
| 約9㎏まで | 3個 | |
| ピエクレックスマグちゃん 約80g ランドリーマグちゃん 約100g | 約4㎏まで | 1個 |
| 約8㎏まで | 2個 | |
| 約12㎏まで | 3個 | |
| ベビーマグちゃん 約70g | 約3㎏まで / 23L | 1個:70g |
| 約6㎏まで / 45L | 2個:140g | |
| 約8㎏まで / 70L | 3個:210g | |
| 洗たくマグちゃんL 約140g | 約7㎏まで | 1個:140g |
| 約14㎏まで | 2個:280g |
公式が推奨する洗濯マグちゃんの使用最大量は300gですが、実際にpH9.5以上にするには市販のマグネシウム粒使用の場合、20Lならば450gぐらい、40Lなら900gぐらい必要です。
※洗濯マグちゃんは洗濯用に開発されているので普通のマグネシウム粒よりも反応が良くなるように作られている可能性がありますが、規定量でph9.5以上になるのかどうか?は不明(未検証)です。
(※私は洗濯マグちゃんではなくマグネシウム粒のみで検証をしていますのでご了承ください。)
「マグネシウム粒」で効果的に洗濯する方法!
<洗濯マグちゃんの成分>
【成分】金属マグネシウム(純度99.5%)
(99.95%がマグネシウム、0.045%がアルミ、亜鉛、鉄、マンガン、ニッケル、銅、シリコンなど0.005%がその他 →参考サイト)
【正味量】約50g
<袋>
【側生地】ポリエステル100%
【内袋】ナイロン100%
\本家の洗濯マグちゃん!/
私は「洗剤まぐちゃん」ではなく、代用品の「高濃度マグネシウム粒」を自作の袋に入れて検証しています。洗濯マグちゃんと高濃度マグネシウム粒は仕組みが同じなので効果が同じという前提で紹介していますのでご了承ください。
\ 代用品のマグネシウム粒は5mmがベスト!(本家よりもやすい!) /
\ 自分で袋を用意すれば大丈夫! /
→洗濯まぐちゃんの代用品の作り方
洗濯マグちゃん(マグネシウム粒)での基本的な洗濯方法
↓洗濯マグちゃん公式サイトでの使用上の注意はこちら↓
- 動物性繊維 (ウール、シルク、カシミア等)の洗濯には使用しないでください。
- 洗濯前に取り扱い表示を確認してから使用してください。
- 洗剤、柔軟剤、漂白剤と併用可能ですが、 塩素系漂白剤との併用は控えてください。
- 乾燥機は使用できますが、 メッシュが傷む可能性があります。
- 色落ちの恐れのある洗濯物は分けて洗ってください。
- 廃棄する場合は、各自治体の指示に従って処理してください。
引用:公式サイト
<洗剤との洗浄力は同等(※得手不得手はそれぞれあります)>
- 皮脂汚れの分解率は市販の洗剤と変わりません。
<洗濯水はpH9.5以上にする>
最低pH8以上であれば洗濯水になり得ますが、洗濯水がpH9.5以上になると洗浄力を発揮するので、pH9.5以上になるように量や洗濯時間を調整するのが効果的に洗濯するコツです。
<注意点>
マグネシウム粒が洗濯機内でよく動くように、洗濯物を詰め込みすぎないようにする。
<1袋に対してマグネシウム粒は200g程度まで>
マグネシウム粒を入れる袋は、1袋200g程度までにした方がいいと思います。
一度にたくさん入れると反応が悪くなるうえに、重さが片側によるので洗濯機への物理的負担が大きくなります。
例:マグネシウム粒を900g使う場合
「200gを4袋+100gを1袋」
「150gを6袋」
というように袋を小分けにする。
<マグネシウム粒の使用量>
規定量はなく、多いほど短時間でpH値が上がります。
大量に使うと洗濯物に金属臭が付いたり、洗濯機に物理的な負担がかかるので過度に増やさない方がいいです。
<使用量の目安>
※ネットの情報や自分での検証を元にして、10L=225Gを規定量としましたが、お好みで増減してください。
20L:450g~700g
30L:700g~900g
40L:900g
※水量は縦型洗濯機を基準にしています。
※量が少なくても水温を上げたり洗濯時間を増やしたりすればpH値は上がります。
※「マグネシウム粒の量が少ない」又は「水温が低い」とph値が上がるのが遅くなります。
※お好みで増減しても大丈夫です。(私は20Lに700g使用しています)
※使用量を増やす場合は洗濯機への物理的負担を考慮しましょう。
<使える洗濯機>
- 縦型・ドラム式どちらでも使えます。
※ドラム式は叩きつけるという性質上、マグネシウム粒の重みによる物理的負担が大きいのでマグネシウム粒の量を増やしすぎないように注意しましょう。
<まずは予洗い>
泥汚れやファンデーション、機械油などは弱アルカリ水では落ちにくいので石鹸や洗剤で予洗いをしてください。石鹸はよくすすいでから洗濯機に入れることを推奨します。
<洗濯方法> ※洗剤・柔軟剤を使わなくても洗えます。
洗濯物と一緒にマグネシウム粒を洗濯機に入れたら、洗濯・すすぎ・脱水まで入れっぱなしで洗濯して大丈夫です。
(※縦型洗濯機の場合はマグネシウム粒を最初の方(下の方)に入れた方が良く動いて反応が良くなると思います)
脱水後はマグネシウム粒を干して乾します。(※乾かさないと反応が続いてしまい劣化が早くなる)
洗濯時間:15~30分(洗濯時間が長いほど洗浄力が上がる。時短コースは❌)
すすぎ:すすぎは一回(汚れがひどいときや洗剤と併用した時は2回以上)
乾燥機:乾燥時も入れたままで大丈夫です。(袋の生地が痛むので破れないように注意。)
<併用について>
- 併用できるもの⭕️
- 合成洗剤、アルカリ剤(セスキなど)、酸素系漂白剤、柔軟剤
- 洗剤量は規定よりも少なく出来ます。規定量でも半分以下でもOK
- 中性や弱酸性の洗剤でも最終的には弱アルカリ性になるので大丈夫
- 合成洗剤、アルカリ剤(セスキなど)、酸素系漂白剤、柔軟剤
- 併用できないもの❌
- 塩素系漂白剤(混ぜるな危険の洗剤とは併用不可)
- 併用できるか不明 △
- 石鹸系の洗剤
(※石鹸系の洗剤は、金属石鹸になる可能性があるのでお勧めしないが、洗濯マグちゃん公式の説明ではOKとされているので何とも言えないです…。)
- 石鹸系の洗剤
アルカリ剤、酸素系漂白剤、洗剤を併用する目的
- 炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、酸素系漂白剤との併用
- pH値を早く上げる為の補助剤として
- 酸素系漂白剤との併用(※塩素系漂白剤は併用できません)
- 除菌、消臭のため
- 合成洗剤との併用
- 再付着防止のため、汚れ落ちを良くするため、ゴワゴワ感を減らすため
- 石鹸系の洗剤は「金属石鹸」になる心配があるので併用しない方がいいかもしれません。(絶対にダメというわけではなさそうですが…詳細不明)
<柔軟剤代わりにクエン酸がお勧めです!>
アルカリによるゴワゴワ感が気になるときは、すすぎ時にクエン酸を少量入れると柔らかく仕上がります。この時にマグネシウム粒は取り出さなくても大丈夫です。
(※数分程度のすすぎ時間ではマグネシウム粒のアルカリ化の能力が追い付かないので問題ない)
(※洗濯時にクエン酸を入れるのは❌。中和されて弱アルカリ水が作れなくなってしまいます)
- →水400mlに対してクエン酸10gの水溶液を作り、1回の洗濯で20ml程度使用して洗濯すると洗い上がりがふんわりする。(※腐るので作り置きはしない)
- →10Lに対してクエン酸小さじ三分の一をすすぎ水に振りいれる。
一般的にはクエン酸を投入するのは最終すすぎ時と紹介されていますが、最終すすぎ時じゃなくても大丈夫だと思います。
アルカリが中和されればすすぎの最初でも最後でも効果はあると思っています。
私は洗濯槽と洗濯物に余分な成分を残したくないので、2回すすぐときはクエン酸を一回目のすすぎに入れる事が多いです。
<洗濯時間について>
- マグネシウム粒を水に入れて10~15分撹拌すると弱アルカリ水になるので、洗濯時間は15分以上のコースにする。
- 時短コースは効果が出ない。洗濯時間が長いほど効果がある。
- 撹拌しないと反応が遅いので撹拌するのがph値を上げるポイント!
- 冬場はぬるま湯を使うとph値が上がりやすくなる
- 汚れが酷い時は洗濯時間を延長(洗濯を二回以上)する、またはつけ置きする。
- 臭いの落ちにくい洗濯物はつけ置き洗いが効果的。
臭い除去や除菌には酸素系漂白剤との併用をお勧めします。
- 臭い(汗臭、わきが臭、雑菌臭)が気になるときは酸素系漂白剤と併用します。
酸素系漂白剤を使うときは40℃位のぬるま湯で洗濯すると効果的です。
水で洗濯する場合は1~2時間つけ置くと、ぬるま湯と同様の効果を引き出すことが出来ます。
最初のうちは併用せずに単独使用をお勧めします。
最初から洗剤と併用してしまうと効果が分かりにくくなるので、最初のうちはマグネシウム粒のみで試してみて、効果を把握してから、必要に応じて洗剤と併用することをお勧めします。
「クエン酸すすぎ」はゴワゴワしてから使い始めると効果が分かりやすい。
弱アルカリ水洗濯で「クエン酸を柔軟剤代わりに使う」という方法は、柔軟剤のように余分な成分が残らないし吸水性も損なわないので、自然派を求める人にはお勧めの方法です。
しかし、クエン酸の効果は微細なものなので、最初から使っていると効果を実感しづらいかもしれません。
「市販の柔軟剤との違い」や「アルカリ洗濯がどの程度まで洗濯物をゴワゴワさせるのか?」を実感するために、最初は「ゴワゴワするまでマグネシウム粒のみで洗濯」をして、ゴワゴワになってから「クエン酸すすぎ」を開始すると効果を実感しやすくなります。
(※数回洗濯するとタオルのゴワゴワが本格化してきます。)
(※ゴワゴワするとダメージが大きいので、最初からクエン酸を使った方が無難だとは思います。)
クエン酸では足りなくて、もっと ”ふかふか” がいい!という方には無香料の柔軟剤をお勧めします。せっかく自然派洗濯を始めたのだから香料が強い洗剤や柔軟剤から一旦離れてはいかかでしょうか?(鈍化した嗅覚が正常に戻ります)
pH値を確認すると効果を正しく判断出来ます。
- 弱アルカリ水洗濯で脂・たんぱく汚れを落とすにはpH9.5以上必要です。
「マグネシウム粒洗濯に効果があるのか?」を判断するには、まず弱アルカリ水になっていることを確認しなければ正しい判断が出来ません。 - どうすればpH値が9.5以上になるのか?を把握出来るまでは、ph試験紙でph9以上になっているのか?を確認することをお勧めします。
<マグネシウム粒について>
- マグネシウム粒は一つの袋に大量に詰め込むのではなく、小分けにした方が袋の中で粒が動きやすくなり反応が進みます。(600g使うのであれば300gを二個の袋に分ける、あるいは200gを3個に分けるなど。)
- 袋が破れたり、ファスナーが開いて粒がこぼれたりすると洗濯機の故障につながるので、袋を二重にしたり、ファスナーが開かないように縫い付けるなどの工夫が必要です。
<繊維への影響>
- 綿・麻・合成繊維用のためウールやシルク等は洗えない(弱アルカリ水による影響で生地が痛む)
- 色落ちするものは分けて洗う(再付着防止剤が入っていないので色移りしやすい)
- 白いものを白く洗いたい場合はマグネシウム洗濯ではなく、それに特化した合成洗剤を使う。
(※洗濯マグちゃんの公式サイトも参考にしてください:使用条件の説明、FAQ)
洗濯マグちゃん(マグネシウム粒)で洗濯する時の注意点!
❗️丈夫な袋に入れて使用しましょう❗️
袋が敗れてマグネシウム粒がこぼれると洗濯機に詰まって故障の原因になるので気を付けましょう。(特にドラム式洗濯機は、叩き洗いをするので袋が破損しやすいので注意!)
<袋の対策>
- 袋は水が通る隙間があって丈夫な生地のものを使います。
(100均の小物用の洗濯ネットがお勧め) - 丈夫な袋を二個用意して二重に入れて使う
- ファスナーの口の部分を縫って閉じておくとファスナーが開いて中身が出るのを防げます。
ちなみに私は余った網戸の切れ端があったのでミシンで縫って袋を作りました。網戸は目の細かい60メッシュのもので固くて丈夫です。
ファスナーは付けずに、マグネシウム粒を出し入れする部分だけを後からほどきやすいように手縫いにしました。
石鹸系の洗剤とは併用しない方がいいかも?
<石鹸系の洗剤>
「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」を含んでいる洗剤
石鹸はマグネシウム(金属)と反応して金属石鹸(石鹸かす)を作ります。
金属石鹸になると洗浄力がなくなり、石鹸カスとなって洗濯機や配管にこびりついてしまいますので、理論上ではマグネシウム粒と石鹸系の洗剤の併用はお勧めしません。
実際にマグネシウム粒で洗濯水の硬度が上がるのか?は不明ですが…。
洗濯には大量の水を使います。
マグネシウム粒の使用量が少ない場合はマグネシウム成分が溶け出すのは微量だと思うので硬度がさほど上がらなかった場合は石鹸系の洗剤への影響がないかもしれません。
(洗濯中に硬度が上がるかどうかは私はよくわかりません…YouTubeではマグネシウム粒で硬度が上がったとの検証結果を出しているところもあります。)
洗濯マグちゃんの公式の説明では石鹸系の洗剤の併用はOKとされているので、さほど影響はないとも考えられます。
しかし、マグちゃん公式で案内している規定量は最大300g程度なので、マグネシウム粒の使用量を増やしている場合は想定を超えて硬度が高くなるかもしれないので石鹸系の洗剤は併用はお勧めしません。(そもそも併用するメリットがないですし…。)
もし石鹸系の洗剤を併用する場合はすすぎを多めにした方がいいと思います。
もともと石鹸系の洗剤は「石鹸カスが出来やすい」ので、石鹸系の洗剤を使う時はすすぎを多めにした方がいいという事は変わりません。(私は洗濯槽の汚れが怖いので石鹸系の洗剤は使いません)
<マグちゃん公式への疑問>
公式サイトでの説明では、「洗剤と柔軟剤、酸素系漂白剤との併用OKで、混ぜるな危険の洗剤とは併用不可」との説明があるのみですし、FAQでは洗濯用石鹸は併用可能になっています。
・とある販売店においては金属石鹸になることに触れ、石鹸系の洗剤を併用してもすすぎを2回以上すれば大丈夫という説明があるのですが、公式サイトではその説明がありません。
石鹸系の洗剤と併用すると逆効果になる可能性があるのに公式サイトでは特に説明もなく併用OKとしているのは説明不足な気がします。
<そもそも洗濯に石鹸系の洗剤はおススメしません!>
石鹸系の洗剤は洗濯機が汚れるのでお勧めしません。
仕上がりがふっくらしますし、身体や生態系への安全性は高いのですが、洗濯機の汚れを考えるとデメリットが多いです。使用する場合は、すすぎを多めにする洗濯槽クリーナーをこまめにするなどの対処が必要です。
マグネシウム洗濯と洗濯洗剤を一緒に使うのは アリか?ナシか?の検証テスト!
<マグネシウム粒と併用出来る洗剤は?>
併用するなら非イオン系(ノニオン系)の洗剤がベストらしいです。
(参考動画)※非イオン界面活性剤
※GoogleAI による概要(間違っている可能性があります)
非イオン(ノニオン)系の洗剤の主な成分
これらの成分は、泡立ちの補助、増粘、乳化、そして低刺激性を目的として配合されます。
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル系
- (例:ポリオキシエチレンアルキルエーテル、略称AE)
- 脂肪酸アルカノールアミド系
- (例:コカミドMEA)
- グリセリン脂肪酸エステル系
- ソルビタン脂肪酸エステル系
主な非イオン系界面活性剤の成分と特徴
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル系: 洗剤の主成分として、特に液体洗剤や食器用洗剤に多く使用されます。洗浄力に優れ、液状化しやすいのが特徴です。
- 例: ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(LES)
- 脂肪酸アルカノールアミド系: 単独での洗浄力は弱いですが、アニオン系界面活性剤と組み合わせて使用されることで、泡立ちを補助したり、増粘させたりする役割を担います。
- グリセリン脂肪酸エステル系: 食品にも使われる安全性の高い成分で、乳化安定剤としてクリームや乳液などに使われます。
- ソルビタン脂肪酸エステル系: 乳化安定性が高く、敏感肌用のクリームなどに配合されることがあります。
- 例: ソルビタンステアレート、ソルビタンセスキオレイン酸エステル
- アルキルポリグルコシド(APG): 天然成分由来の界面活性剤で、生分解性に優れ、皮膚への刺激が低いのが特徴です。洗浄用基剤や低刺激性製品に利用されます。
「非イオン系(ノニオン系)」がよくわからない場合は、石鹸系の洗剤との併用を避ければ大丈夫です。合成洗剤であれば細かく気にしなくても大丈夫だと思います。
\ 私が使っている非イオン系の無香料洗剤はこちらです/
◆ファブラッシュ / 無香料洗剤◆(OKストアならばもっと安く売ってるよ!😊)
<原材料・成分>
界面活性剤(30% ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン)、安定化剤、アルカリ剤
(※私はマグネシウム粒洗濯を初める前からファブラッシュを使っていました。部屋干し臭は無かったです。2025年のリニューアル前の(旧タイプ)を使用。リニューアル後は香料が変わって残念との口コミがあるのが気になるところ…。(無香料と言っても微量の香料は入っていたようです)
リニューアル前にマグネシウム粒洗濯に切り替えたので、私は旧タイプしか使った事がありません。現在旧タイプの在庫を使っています。)
同シリーズで無香料の柔軟剤もあります。(OKストアならばもっと安く売ってるよ!😊)
◆ファブラッシュ / 無香料柔軟剤◆
・旧タイプの柔軟剤(非濃縮タイプ)
消臭効果を強化する、銀イオンを高配合!
【使用量の目安】衣料1kgに4.4ml 内容量:600ml
【液性】弱酸性
<原材料・成分>
界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、抗菌剤
— — —
・新タイプの柔軟剤(濃縮タイプ)
●消臭成分配合・・・生乾き臭、汗臭、便臭、アンモニア臭等に効果のある消臭成分を配合しました。
●Ag銀イオン配合
※200回分(水30Lの場合) 大容量 1400ml
<原材料・成分>
界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、抗菌剤、消臭剤
\ 使った事がないけどこれ良さそう(消臭スプレー) /
これは気になる!良さそうです。ファブリーズは臭すぎて無理!無香料が何よりなのよ…。
私は洗えない衣類の消臭はアルコールか次亜塩素酸水で除菌消臭しているのでこれは使った事がないんだけども。
私のおすすめは無香料洗剤です!
私は上で紹介した「ファブラッシュ」という無香料洗剤を使っています。
これは安くて成分がシンプルで部屋干し臭も出ないので、皆さんにもお勧めしたいです。
しかし「これがいい」と言いたいのではなくて、「シンプルなものは全ていい」のだと言いたいのです。
私は「シンプルな無香料洗剤には良い製品が多い」と思っています。
しかし厄介なのは、洗剤は「シンプルを装った嘘つき製品が存在する」ということです。
なので、間違いのないものを一つ紹介しておきたかったのです。
「シンプルから程遠い」大手メーカーの洗剤
「シンプルから程遠い」と言えば、大手メーカーの洗剤です。
思えば、昔使っていた液体アタック(激臭洗剤の[アタックゼロ]になる前の香料が少ないタイプ)は、部屋干し臭が凄かったです…。
(ちなみに[アタックゼロ]になったら薬品臭が酷くて使えませんでした。泣く泣く捨てました。それをきっかけに無香料洗剤を使い始めたのです。OKストアでファブラッシュに出会えたのは運が良かったです!)
当時は部屋干し臭はどうやっても避けられない厄介なものだと思っていて、かなり悩んでいたのですが、無香料洗剤に変えてからは、あの独特の部屋干し臭に出くわさなくなっていたということに、このページを書いていて改めて気づきました。
ファブラッシュに変えてからは、5時間以上も洗濯機の中に放置した後に部屋干しすることも多々あったのに、部屋干し臭に出会っていなかったということに改めて気付きました。
それを思うと、「大手メーカーの洗剤は洗浄力がない(余分な成分が付着する)」のではないか?と改めて疑問に思いました。
<部屋干し臭ってどんなにおい?>
私が認識している部屋干し臭は、「冷凍庫の中から出したなにかのようなシュワシュワ~っとした湿った臭い(なんと説明したらいいのか…)」なんだけど世間的にいう部屋干し臭がそれなのかどうか?はわからないです…。
皆さんの言う部屋干し臭ってどんななんでしょうか(謎)。。
◆弱アルカリ水洗濯で脂・たんぱく汚れを落とすにはpH9.5以上必要!
水道水はpH7の中性です。
pHが8.0を超えて11.0以下のものを弱アルカリ性と定義し、洗剤などに用います。
pH8程度でもある程度は洗えますが、脂やたんぱく質を確実に溶かすにはpH9.5以上必要です。
pH試験紙を使って確認すると検証しやすい
マグネシウム粒洗濯の効果を正しく判断する為には、pHが9.5以上になっているのかを確認する事が必要です。
pH値が分かっていると確信を持って結果を判断出来るので、最初のうちはpH試験紙で確認することをお勧めします。
慣れるまでは「10分撹拌後に確認、再び5分後に確認、そしてもう15分やるとpHはどのくらい上がるのか?」という風に、どのようにph値が上がっていくのかを確認しておくとマグネシウム洗濯のコツが分かって来ます。
なんとなく行うよりも確認しながらの方が面白いと思います。
pH値を上げたい時は「撹拌(洗濯)時間を長くする」「水温を上げる」「水の量に対してのマグネシウム粒の量を増やす」「マグネシウム粒をお手入れする」などを試してみましょう。
※冬場は水が冷たいのでphが上がりにくいです。お湯を足すと早くphが上がります。
ph試験紙は色判別に慣れが必要です。
大まかにph9以上になればOKという感じでいいと思います。
最安値は1個150円位(中国製)ですが品質は怪しいです。
(安物は色が見ずらい、反応が悪い試験紙が多くどれも似たり寄ったりです。)
<中国製は避けた方が無難です:2種類買ったが全滅でした😅>
弱アルカリ水の確認には、ph8~10専用のph試験紙の方が色判別がしやすいと思い、中国製の安物を買ってみましたがいまいちでした。
安物だからか?中国製だからか?は不明ですが…中国製は避けた方がいいと思いますm(_ _)m
それでも安いものがないか?と探したところ…最安値で品質が安定していたのは日本製のものでした!(と思ったが…会社は日本だけど、商品はメイド・イン・チャイナでした。大体そんなもんでしょう…)
最初に使った高いものが(微妙な違いだけども)一番判別しやすかったのですが、高いので再購入せず…そして、中国製の粗悪品の後で買い直したトラスコ中山のものは何とか使えるものでした。安い中ではこれが一番お勧めです!
(これも肝心なpH値8~9の違いが判別しづらいのですが「9以上ならばOK」という使い方であれば何とか使えます。)
<こちらは定番(安定品質)お勧め!>
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(※「20枚綴×4冊」で一個です。4冊=4個ではありません!ヨドバシは商品説明が分かりにくいのが残念なところ…。)
<酸性からアルカリ性>
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<アルカリ性専用>
マグネシウム粒洗濯にはいいかも?(品質は不明)
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アマゾンの最安値(作成時:1個250円位)(中国製 品質はいまいち)
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・ph試験紙n / メルカリ
・PH試験紙 / Yahoo!ショッピング
・PH試験紙 / Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)
pH試験紙は短く切ると節約出来ます!
短冊形のpH試験紙は一本だと長すぎるので、半分に切ると節約出来ます。
前もってハサミで切れ目を入れておくと、簡単に半分にちぎることが出来ます。
私は一列を使うごとにハサミを入れ、その一列を使い切ったら次の一例にハサミを入れて使うという風にしています。
(※pH試験紙は手で触ったところは精度が落ちるようなので、切り取る時には余分なところを手で触らないようにしましょう。)

マグネシウム粒の反応は水温によっても変わる
マグネシウム粒の反応は水の温度によって変わります。
- 夏は水温が高いので反応が良くpH値が上がりやすい
- 冬は水温が低いので反応が悪くpH値が上がりにくい
冷水が苦手で温水が得意というのはアルカリ剤(酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダ)や石鹸系の洗剤も一緒です。
合成洗剤のいいところは水温や水の硬度に左右されないというところだと思います。
それを解決するために合成洗剤が生まれたのでしょうね。
「マグネシウム粒は多めに使い」「洗濯時間は長めに洗う」のがpH値を上げるコツ!
マグネシウム粒洗濯で洗浄力を発揮させるためには、洗濯マグちゃん公式の説明よりも「マグネシウム粒を多めに使い」「長めに洗う」のがコツです。
マグネシウム粒を多く入れるほどpH値が早く上がるので、たくさん入れるほど短い時間で洗浄力を発揮出来ます。
マグネシウム粒が少ない場合はPH値が上がるまで撹拌し続ける必要があるので洗濯時間が長くなります。
pH値を短時間で確実に上げたい場合はマグネシウム粒を多めに使いましょう。
<マグネシウム粒の最低必要量は?>
- 水20Lに対して、マグネシウム粒が450gくらい
(撹拌して10~15分でpH9.5になる。ぬるま湯で確認済)
(※洗濯マグちゃんの公式の説明だと30Lで100gぐらいが適量とされていますが、それだと足りないです。)
<マグネシウム粒の最大使用量は?>
- 水量に関係なく900gまで
これ以上増やすことは洗濯機への負担がかかるのでお勧め出来ません。
(私の主観なのでこれなら大丈夫という根拠もありません。これ以下であっても量を増やす場合は自己責任でお願いします。)
短時間(15分以内)にpH値を9.5以上にするにはマグネシウム粒がどのくらい必要?
- 20Lに600~700g使えば水温が低くても、10~15分でpH値9.5以上に上がると思います。
- ぬるま湯であれば、450gで10~15分でpH9.5以上になります。
(※私の検証結果による。pH試験紙は判別しにくいのでpH9以上になればOKとしています。)
反応を良くするために洗濯のたびに、洗濯水にマグネシウム粒を入れたときに、マグネシウム粒をゴリゴリとこすり合わせて表面の被膜を削っておくことをお勧めします。
<私は700gを使用中>
私の場合は水量に関係なく700g使っています。20Lに700G、30Lでも700gです。
700gあれば15分で確実にpH値が9以上なります。
但し、量が多いと脱水時にマグネシウム粒が洗濯槽にぶつかってザンザン!と物凄い音がするので近所迷惑にならないように気をつけましょう。
※私は縦型洗濯機し使用しているので量が多くても大丈夫なのかもしれません。
ドラム式は重みによる物理的負担がかかるので増やしすぎないようにしましょう。
臭いや汚れが気になる時には洗濯時間を延長する
臭いや汚れが気になる時には以下のいずれかの方法で念入りに洗濯することをお勧めします。
- 水とマグネシウム粒のみで洗濯機を15分回しておき、先に弱アルカリ水を作ってから洗濯を始める
- 洗濯(15分)を二回以上繰り返す。
- 洗濯(15分)の後に暫くつけ置きをする。
- 水温を上げるとpH値が早くあがります。
pH9.5以上になるのに撹拌してから15~20分かかるので、洗濯二回(15分+15分)すればpH9.5以上で十分な時間洗うことができます。
個人的には、洗濯時間は15分では足りないと思うのです…。
私の勝手な考えですが、洗濯時間は15分では若干足りないと思っています。
洗濯マグちゃんの説明通りにすると、10~15分撹拌してようやく弱アルカリ水が出来た途端にすすぎに入ることになるので、弱アルカリ水に触れている時間が少ないと感じるからです。(心配性なのかもしれませんが…。)
なので私は、先に弱アルカリ水を作ってから洗濯を始めたり、15分+15分で30分間洗濯する事が多いです。(あるいは15分+5~10分延長するのでもいいかなと思います。)
それでも、「すすぎが一回」であれば「洗濯時間を延長した分が相殺される」ので、洗剤使用ですすぎを2回した場合と所要時間はほとんど変わりません。
マグネシウム粒を多めに使ったり、ぬるま湯で洗濯すれば早めにpH値があがるので15分でもある程度は洗えると思います。
pH9.5以上でないと意味がないのか?
一般的に弱アルカリ水での洗濯はpH9.5以上から油やたんぱく質を落とす効果が出ると言われていますが、pH9.5以上でないと意味がないのでしょうか?
私はpH9.5以上にならなくてもpH8以上であればある程度の洗浄力があるので、汚れが酷い時だけpH9.5以上で洗濯する(洗濯時間を伸ばす)というのでも大丈夫なのではないか?と思っています。
(とは言いつつ、毎度pH9.5以上を目指してしまうのですが…😅生地が痛むので本当は毎回pH9.5以上でない方がいいかもしれないです。)
弱アルカリ水で本当に洗濯出来るのか?
私はマグネシウム粒で作った弱アルカリ水で掃除などをする時にはビニール手袋などで保護をしないと手の油が持っていかれてしまうくらいに「油が落とされているのを実感している」ので、その水で洗濯をしたら油やたんぱく質を落とすことが出来るのだろうと確信しています。
行政指導を真に受けて、洗濯マグちゃん(マグネシウム粒洗濯)は水のみの洗濯と変わらないという下げ記事が出ていますが、そのような記事は実験が不完全で量も時間も足りない実験をしているのです。
実際には、pH9.5以上にするには洗濯時間は10分ではなく15分以上必要だし、マグネシウム粒の量も2~3倍必要です。
洗濯マグちゃん公式の使用方法の説明には不完全な部分があったので、その否定は的を得ていると言えるのかもしれませんが、「マグネシウム粒で洗濯する」という方法自体は有効です。
pH9.5以上にすれば水のみの洗濯よりも汚れが落ちるのは事実ですし、洗浄力は洗剤やアルカリ剤を使った洗濯方法と同等(それぞれ得手不得手がある)だと思います。
マグネシウム粒洗濯が消臭効果が高いと感じる理由
マグネシウムが何某かの消臭効果を発揮しているのかどうか?を実証することはできないのでここでは触れませんが、マグネシウムの化学反応以外の効果で考えても消臭効果があると思うのです。
勝手な持論ではありますが、私はそもそも「洗剤残りが悪臭の原因になっている」と思っているので、マグネシウム粒洗濯には「洗剤を使わないで汚れを落とす」という事自体に意味があると思っているのです。
「汚れを落とした後に何もつけない」=「臭いの元(有機物)を落として、余分な成分(洗剤)を全く残さない」
マグネシウム粒のみで洗濯をすると上記のように、「有機物や洗剤成分が残らずゼロになる」ということを実現出来るので「有機物や洗剤残りが原因の部屋干し臭」もなくなるのだと思うのです。
なので私は、洗剤と併用すると消臭効果が落ちる可能性があると思っています。
洗剤の性質や性能にもよるので何とも言えないのですが、洗濯マグちゃんの公式サイトの説明には洗剤と併用すると消臭効果が薄れるという実験結果がありました。
「臭いの原因を洗い流す」ものであって着用中の「消臭効果」はありません。
マグネシウム粒洗濯(セスキ炭酸ソーダ等のアルカリ剤も同様)は除菌消臭は出来ないので雑菌臭を落としきれないことがあります。
雑菌臭が気になるときは塩素系漂白剤や酸素系漂白剤で漬け置きをするか、酸素系漂白剤と併用して除菌消臭をする必要があります。(塩素系漂白剤とは併用不可!)
合成洗剤は抗菌剤や香料が入っているので、その辺を誤魔化せるという利点があります。
(洗剤に消臭効果があるのかは疑問。逆に薬品臭と香料で余計に臭くなっている気がします。)
そして、マグネシウム粒洗濯の消臭効果は洗濯時に「臭いの原因を洗い流す」ものであって、着ている間に雑菌臭がわかないようにするわけではありません。
当然のこと「布の匂い、身体の匂い」はそのまま出てきます。
それが自然なことなのです。現実を受け止めましょう😅
しかしそのにおいが辺り一面に漂うわけではないので、辺り一面を覆いつくすような強い香料(マイクロカプセル)や刺激臭を放つ抗菌剤等で誤魔化すのは避けるべきだと思います。
自分では誤魔化したつもりでも、実際は周りの人に激臭を嗅がせるという苦痛を与えることになっているのです。
大事なのは「誤魔化す」ことではなく、「汚れや臭いを落とすこと」だと思うので、雑菌臭を無くすには洗濯時の汚れ除去や除菌に尽力するのが正しい努力だと思うのです。
香料や抗菌剤で誤魔化すことは現実逃避でしかないと思うのです。
本当にそれで無臭になっていますか?雑菌臭が消えても他のにおいが強くなってはいませんか?雑菌臭でなければにおってもいいのでしょうか?
いまいちど考えてみて欲しいのです。
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洗濯後の衣類に「銀イオンのスプレー」を服の気になるところ(ワキや襟元)に吹きかけておけば、着ている間の抗菌・除菌・消臭になるかもしれません。
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(※水処理殺菌ならば10000倍に薄める)
(※薄めるときは水道水じゃなくて純水を使います。)
マグネシウム粒の増やしすぎに注意!
マグネシウム粒の量を増やせば短時間でpH値を上げられるからと言っても極端に多くし過ぎるのはお勧めしません。
短時間(15分~20分)でpH9.5以上にするには、水量が40Lの場合は900gは必要だと言われていますが(参考動画)、量を増やさなくても洗濯時間を長くすればpH値を上げられるので、むやみに増やさなくてもいいかなと思います。
多くても900gまでがいいと思います。
<洗濯機に負担がかかる>
マグネシウム粒を大量に入れると重みで脱水の時に洗濯機がガタガタ暴れますので気をつけてください。
そして袋は1袋200g位までの小分けにしないと重みが片側に偏って洗濯機に負担がかかります。
こちらの動画のマグネシウム粒の量の検証が参考になります。
金属臭に注意しましょう。
あまりにマグネシウムの量が多いと金属臭が洗濯物につくという口コミがありました。
その口コミではマグネシウム粒を1㎏も使っていたようで、他人から指摘されるほどの金属臭が付いていたようです。
マグネシウム粒をたくさん使う場合や、クエン酸でお手入れした直後は金属臭が付きやすいのですすぎを多めにすることをお勧めします。
そして、あまりに量を増やすと金属アレルギーも心配になるのでやはり増やしすぎないようにした方がいいと思います。
◆弱アルカリ水洗濯は繊維を痛めやすい
- ウールやシルク等は洗えない
- アルカリ水はタンパク質の繊維を痛めるため
- pH9以上で洗濯すると繊維を痛めやすく色が褪めやすい
- 洗濯マグちゃんはpH8~9.7、セスキ炭酸ソーダでpH10になる。
- pH8程度ならば痛めにくいので、普段はpH8で洗い、汚れの酷いときのみpH9以上で洗濯するといいかもしれません。 (参考動画)
- 洗濯マグちゃんはpH8~9.7、セスキ炭酸ソーダでpH10になる。
- phだけではなく物理的にも洗剤と違って洗濯水がぬるぬるしていないので摩擦が強くなって傷みやすいというのもあるかもしれません。
(自分洗っていて実感します…。Tシャツが日に日に薄くなっているような気がします。痛ませたくない服は洗剤と併用、又は洗剤のみで洗う方がいいと思います。)
マグネシウム粒で効果的に洗濯する方法のまとめ!
<お勧めの洗濯方法>
弱アルカリ水洗濯は繊維がバリバリになりますし、汚れが再付着しやすいので必要に応じて洗剤と併用するのがベスト!
<臨機応変に洗濯方法を選ぶべし!>
基本的にはマグネシウム粒のみでの洗濯をお勧めしますが、必要に応じて洗濯と併用する、または洗剤のみで洗うなど臨機応変に洗濯方法を変えることをお勧めします。
- 最初のうちはpH試験紙を使ってpH値を確認する方が正しく効果を判断出来ます。
- pH9.5にすることを目指すのがベスト。
- 基本的にはマグネシウム粒のみで洗濯した方が効果や使い心地の良し悪しを実感しやすいです。
- 臨機応変に!
- 通常時はマグネシウム洗濯、時短したい時は通常の洗剤で洗うというように必要に応じて使い分けるといいと思います。
- 併用する洗剤は非イオン系が安心らしい(参考動画)
石鹸系の洗剤は金属石鹸になってしまうので併用しない方いい。 - 色移りするので白さを保ちたいものには使わない
- 洗濯物を白くしたい場合はそれに特化した洗剤を使う
- 汚れの再付着防止をしたいときは少量の洗剤と併用する(参考動画)
- 洗濯を重ねるごとにタオルがバリバリに固くなる
- 柔軟剤を使う、クエン酸すすぎをする、少量の洗剤と併用する、時々洗剤のみで洗うなどの対策をすると柔らかくなる。
- 洗濯水がph9.5以上になるまでに時間がかかるので、15分以上のコースにする。
- 水とマグネシウム粒のみで15分以上撹拌して弱アルカリ水を完成させてから、改めて洗濯を初めた方が十分な洗浄力を発揮できます。
(又は洗濯時間を15分×2回以上にするなど)
- 水とマグネシウム粒のみで15分以上撹拌して弱アルカリ水を完成させてから、改めて洗濯を初めた方が十分な洗浄力を発揮できます。
- マグネシウム粒は水に入れて時間を置くほど、撹拌するほどpH値が上がるが上限がpH10である。
- どんなに長時間おいてもマグネシウム粒の量を増やしても、pH10より上にならないので強アルカリ水になる心配はありません。ちなみに24時間置くとpH9.7ぐらいで落ち着くようです。
- 洗濯に時間をかけたくない場合は「アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダ)」を併用してアルカリ度を高めると素早くpH9.5以上になるので短い時間で洗えます。
アルカリ剤についてはこちらで詳しく紹介しています。
→アルカリ剤とマグネシウム粒の一回当たりのコスパと洗濯方法の比較!
- 金属アレルギーの方はマグネシウム粒を使わない方がいいかもしれません。
- マグネシウムが水に反応して水素が発生するということは念頭に置いておこう!
(※マグネシウムは本来は危険物ですし、水素も可燃性ガスです。) - 水素を吸い込んで頭痛がする事があります。(私は最初のうちは頭痛がしました。)
- マグネシウム粒を大量に使うと金属臭がつく事がある。
- 大量にマグネシウムを入れる場合はすすぎの時に取り出すか、すすぎを多めにするといいかもしれません。
- クエン酸でお手入れした直後も金属臭が付きやすいのですすぎを多めにしましょう。
pH9以上の弱アルカリ水は素手で扱わない方がいいです!
アルカリは皮膚(タンパク質)や油を溶かすのでその作用で洗濯が出来るのです。
なので弱アルカリ水といえども使用には注意が必要です。
強アルカリ水(pH11以上)は素手で触るのが厳禁なのですが、弱アルカリ水(pH8~10)は素手でも安全だと言われています。
しかし、pH9以上の弱アルカリ水は洗剤として洗浄力を発揮するくらいタンパク質と油を溶かすので、「素手で何かを弱アルカリ水で手洗いする」というような使い方をしているとガッツリと指の脂を持っていかれて、指が尋常じゃないくらいにカサカサになるので気をつけてください。手洗いする場合はゴム手袋でガードしましょう!
マグネシウム粒にはお手入れが必要!
マグネシウム粒の使用後は乾かす
洗濯が終わったら、酸化を防ぐためにきちんと乾かします。乾かさないと反応が続いて劣化を早めてしまいます。干す場所は室内でも屋外でも大丈夫です。
乾燥機にかけて洗濯物と一緒に乾かしても大丈夫ですが、袋の生地が痛むので袋が破損しないように気をつけてください。
お手入れは、1か月~半年毎に行います。
マグネシウム粒は次第に劣化して黒くなってきます。黒くなると反応が悪くなりpHが上がりにくくなります。効果が薄れてきたらお手入れしましょう。
私は短時間でpH9.5以上にしたい(常に反応を良くしておきたい)ので、1か月毎や気付いたときにこまめにお手入れしています。
そして、月に一度はph試験紙で確認することをお勧めします。
ph値が思うように上がっていなかったらお手入れのタイミングです。
量が減ったら追加するか交換する
マグネシウム粒は使用を重ねると減って粒が小さくなります。
公式サイトでは300回使用できるとありますが、量が減るだけなので減ってきたら量を増やせば大丈夫だと思います。
- 約300回の使用で重量が1~2割ほど軽減します。
使い始めに重さを計っておいて、1~2割ほど減って来たらマグネシウム粒を追加するか交換しましょう。
直径2mm以下のマグネシウムは、火災の原因になる「危険物」と判断されます。
洗濯に使用されるマグネシウム粒は安全な大きさですが、粒が小さくなってきたらサイズの確認をしてください。(※粒が2㎜以下になったら危険物になるので使わずに捨てましょう!)
※3mmのマグネシウム粒がネットで安く売られていますが、小さくなると厄介なので3mmのものはお勧めしません。5~6mmぐらいのものがいいと思います。5mmが一番反応がいいのでお勧めです。
>>純マグネシウム粒/Amazon
→Amazon内ではこちらが最安値でした。
(記事作成時の最安値:5mm 1200g 3980円)
お手入れはクエン酸で洗浄、または擦り合わせる方法がある。
私はマグネシウム粒を多めに買って余った分を保管しているので、劣化を気にせずにこまめにお手入れしています。(代用品は安いので思いきり使えます!)
①クエン酸で洗浄する(※お酢でもいいみたいです)
マグネシウム粒が入ったお湯(水でもいい)にクエン酸(少量)を入れて少し待つとマグネシウム粒の表面が剥がれて元のきれいな銀色になり効果がもどります。キラキラと綺麗になるのが楽しいです。(マグネシウム粒は袋から出さないで袋ごとでも大丈夫です。)
- シュワシュワと白い泡が出てくるのですが、この時に熱を発して水が熱くなるので注意してください。
- 水よりもお湯の方がクエン酸が少なくても反応が良くなります。
(熱湯でもいいけど火傷に気を付けて!) - 長い間つけているとマグネシウムが減ってしまうので、色が変わったらすぐに取り出して水で洗いましょう。
- 水素が大量に出るので換気しながらやりましょう。
ちなみに洗濯マグちゃん公式では、クエン酸でのお手入れは非推奨です。
クエン酸洗浄をするとマグネシウムが溶け、使用期限が早まってしまうそうです。
「クエン酸でお手入れするとその後pH値が上がりにくくなる」と社長がテレビで言っていたとの口コミがありました…(詳細不明)
大量のマグネシウムを一度に洗浄すると、水素がたくさん発生してしまうので、クエン酸での洗浄は一度にたくさんやらない方がいいかもしれません。
「クエン酸で大量のマグネシウム粒(1㎏)を洗浄していたら警報器が鳴った」という口コミあり。引火の可能性は低いようですが、念のために火気の無いところで換気をしながら行った方がいいと思います。
②マグネシウム粒を擦り合わせる
(※洗濯マグちゃん公式ではこの方法を推奨)
- 水の中でマグネシウム粒をゴリゴリとこすり合わせるように、もみ洗いしてください。酸化被膜が取れていきます。
完全に黒くなったものを甦らせることは出来ないと思いますが、毎回の洗濯時に洗濯水の中でマグネシウム粒をゴリゴリと揉んでから洗濯を始めると、反応がいい状態を長く保てます。
③ドラム式の乾燥機に入れて洗濯物と一緒に乾燥させる
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使って一緒に乾燥させると、乾燥中にマグネシウム粒が擦り合わせられて被膜が剥がれるのでお手入れが要らなくなるようです。
ただし袋が破れやすくなるので頑丈な袋を重ねるなどの対策をして使いましょう。
❗️マグネシウム粒の基本的な注意事項❗️
マグネシウムは危険物!
マグネシウムは粉と粒では別物です。
マグネシウムの粉末は危険物ですが、2㎜以上のマグネシウムの粒は安全です。
洗濯で使用するのは5mmの粒なので安全だとは言っても、マグネシウムは危険物です。
火気厳禁ですし(動画:マグネシウの燃焼) (動画:マグネシウムは水で消せない!)、マグネシウムと水が触れると水素が発生します。水素は可燃性です。
マグネシウム粒の化学反応時には熱も発しますので取り扱いには注意が必要です。
(※家庭で使う量ならばおそらく大丈夫だと思いますが、火気には気を付けて換気をしましょう。)
<マグネシウムの注意事項>
・口にしないで下さい。
・素手でさわらないで下さい。(※5mmの粒は触っても大丈夫でした。反応中は熱いので注意!)
・火気厳禁。
<保管方法>
水に濡れないようにして、他の金属に直接触れないようにビニール袋に入れて保管して下さい。
水素やマグネシウムについての注意事項もチェックしておきましょう。
・水素の取り扱いについて
・マグネシウムの基礎知識:安全な取扱い
・マグネシウム合金の基礎知識。用途や安全に加工するための注意点を解説
・マグネシウム等の 安全対策マニュアル/PDF
<AI による概要> ※AI の回答には間違いが含まれている場合があります。
マグネシウム粒の発火性は、その形状によって大きく異なります。
塊であれば発火の危険性は低いものの、粉末や薄片のような細かい状態では、空気中の水分や熱と反応して容易に発火する可能性があります。
特に、水と反応すると水素ガスが発生し、火災や爆発の原因となる危険性があるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
塊状のマグネシウム粒の場合
- 塊状のマグネシウム粒であれば、発火する心配はほとんどありません。
- バーナーで炙っても燃えなかったり、単に黒く変色するだけです。
- 洗濯用などに市販されている5mm程度のマグネシウム粒は、塊状であるため安全とされています。
粉末・薄片・切りくずなどのマグネシウムの場合
- マグネシウムは、粉末、薄片(おかつぶしのよう)、切りくずなどの形になっていると、酸化しやすいため燃えやすくなります。
- 工場などでは、マグネシウムの切りくずや粉塵が貯まることが火災の原因となることがあります。
- 水との反応性も高く、水に濡れると水素ガスを発生させ、発熱により発火することがあります。
発火のメカニズム
- マグネシウムは空気中の酸素と反応して酸化します。
- 発熱を伴い、激しく酸化することを燃焼といいます。
- 細かい状態のマグネシウムは、乾燥した状態であれば自然発火することは稀ですが、水分や油分が付着した場合は、その酸化反応によって発熱が促進され、自然発火する可能性があります。
水との反応における注意点
- 燃焼しているマグネシウムに水をかけると、激しく燃焼したり水素爆発を起こしたりする危険があるため、絶対に水で消火しようとしないでください。
- 密閉容器にマグネシウムを保管する際には、水との反応による発熱で水素ガスが溜まり、発火する可能性があるため、注意が必要です。
安全な取り扱い
- マグネシウムの切りくずや粉塵は、着火しやすいため、貯蔵や廃棄には注意が必要です。
- マグネシウムを取り扱う際は、水分や油分の付着を防ぎ、乾燥した状態で保管することが重要です。
<AI による概要> ※AI の回答には間違いが含まれている場合があります。
水素は空気中の酸素と混ざり、ある程度の濃度範囲(空気中では約4~75%)で火源が存在すると燃焼・爆発する可燃性ガスです。
無色無臭で、空気より軽いという特徴を持ちますが、その拡散性の高さと爆発範囲の広さから、取り扱いには注意が必要です。
水素の主な特徴
- 可燃性:水素は燃える性質を持つガスです。
- 空気よりも軽い:発生した場合、上方へ拡散しやすい性質があります。
- 無色・無臭:性質上、漏洩した際に検知しにくいという危険性があります。
- 拡散性が高い:非常に拡散しやすく、すぐに周囲の空気と混ざり合います。
- 低い着火エネルギー:着火温度が高く、自然発火しにくいという特徴があります。
- 燃焼時の危険性:無色の炎となり視認しにくいこと、高温になること、窒息の危険性があることなどから、注意が必要です。
危険な状況と対策
- 爆発範囲の範囲に注意する:空気中で4~75%の濃度で混合し、着火源がある場合に爆発する可能性があります。
- 火気厳禁:静電気や火花、裸火といった着火源から遠ざける必要があります。
- 適切なガス検知器の使用:水素濃度を適切に監視するために、専用のガス検知器を使用することが重要です。
- 安全な換気:閉鎖空間で水素が発生した場合は、上方に滞留しやすいため、十分に換気を行い、ガス濃度を下げることが必要です。
AI による概要(Google検索)
水素は「可燃性ガス」であり、空気中の特定の濃度範囲(4.0%~75%)に酸素が存在し、火源があると爆発する危険性があります。軽い性質のため拡散しやすく、自然発火しにくいものの、わずかな火気で着火する可能性があります。燃焼させると水になるため温室効果ガスを発生しないクリーンなエネルギー源ですが、取り扱いには厳密な管理と安全対策が不可欠です。
可燃性ガスとしての特徴
爆発範囲:水素は、空気中で 4.0%から75% の濃度範囲で、酸素が存在すると着火・爆発する可能性があります。
拡散性:空気より非常に軽いため、漏れた際には空中に素早く拡散して薄まりやすく、自然発火はしにくいという特性があります。
着火源:わずかな火源(熱、火花、裸火など)でも着火する可能性があり、着火源の管理が重要です。
燃焼時の性質:燃えると熱を発し、酸素と結合して水になります。燃焼時の炎は無色透明で、家庭で使われる都市ガス(メタン)とは異なります。
洗濯マグちゃんを使い始める前にやった方がいいこと
洗濯マグちゃん(マグネシウム粒洗濯)をやり始める前にやっておいた方がいいことを紹介します。
効果を早く感じるためにニュートラルな状態にする
抗菌洗剤(大手の激臭洗剤)、柔軟剤、石鹸系の洗剤を使っていた場合は、洗濯物や洗濯槽の臭いや汚れが蓄積しているので、洗浄してニュートラルな状態に戻してからマグネシウム粒洗濯を始めた方が効果が早く分かります。
特に柔軟剤はカビの原因になっているので、柔軟剤を使っていた場合は洗濯槽の汚れを洗浄してから始めた方がいいと思います。
やらなくても使っているうちに効果が出てきますが、効果を感じる前に不安になって止めてしまう可能性が高くなります。
◆洗濯機をニュートラルな状態にする
- 洗濯槽クリーナーで洗濯槽の掃除をする
汚れているとマグネシウム粒洗濯をするうちに、黒い汚れ(カビ)が剥がれて洗濯物についてきてしまいます。
◆洗濯物をニュートラルな状態にする
- 洗剤や柔軟剤の香料が蓄積していて、早く無香にしたい場合は食器用洗剤(中性洗剤)で何度か洗濯する。(香料が気にならない方はやらなくても大丈夫です)
- 食器用洗剤の方が油を落とせるので香料(マイクロカプセル)が普通の洗剤よりも取れやすいようです。(食器用洗剤特有の薬品臭や香料が残らないようにすすぎを多めにしましょう。)
- 雑菌臭が蓄積している場合は酸素系漂白剤などで除菌消臭する
- マグネシウム粒洗濯の消臭作用には限界があるので除菌消臭も必要。
(マグネシウム粒洗濯は酸素系漂白剤と併用して洗濯出来るので雑菌臭が気になる場合は併用するといいと思います。)
- マグネシウム粒洗濯の消臭作用には限界があるので除菌消臭も必要。
そのまま始めても大丈夫な場合
以下の場合は汚れていない可能性が高いので、そのまま使い始めても大丈夫です。
(全て満たしていれば洗濯槽がカビている可能性は低いと思います。)
- 無香料洗剤を使っている
- すすぎを多めにしている
- 洗濯後にフタを解放している
- 柔軟剤を使っていない
洗濯機のフタを閉めている場合はカビだらけの可能性が高いです!
洗濯終了後は洗濯槽が乾くまで蓋を開けておかないと湿気が溜まってカビてしまうので、蓋は開けておきましょう!
- 基本的に開けっ放しがベスト。
- 乾燥機使用後は閉めても大丈夫だと思います。
- 子供がいる場合は安全を優先してください。
- ドラム式洗濯機は閉じ込められたりなどの事故があるので開けっ放しは危険。
チャイルドロックを使用してください。
カビを防ぐならばドラム式は乾燥までやってしまうのがいいと思います。
- ドラム式洗濯機は閉じ込められたりなどの事故があるので開けっ放しは危険。
ニュートラルに戻さずに始めると挫折する可能性が高いです。
始めに「ニュートラルに戻す」という対処をしないで、いきなりマグネシウム粒洗濯を始めた場合は、急に無香料に切り替えたことで、以前までは強い香料のおかげで気付かないで済んでいた雑菌臭や洗濯槽のカビの臭いや何度洗っても落ちない香料の香りをダイレクトに感じてしまい、「やっぱりなんか臭い!効果がないじゃないか?!」と見限って香料入りの洗剤に戻ってしまう可能性が高いと思います。
マグネシウム粒洗濯を何度も繰り返すうちに香料や雑菌臭は消えていくものと思いますが、かなり時間がかかるので、効果を感じるまで我慢できずに止めてしまう人がいるかもしれません。
マグネシウム粒洗濯に何を期待するのか?によって是非が変わります。
マグネシウム粒洗濯に何を期待するのか?の違いで人それぞれ反応が変わると思います。
以下のような人には効果が分かりにくいかもしれません。
- 「洗剤よりもよく汚れが落ちるのかも?」という漠然とした期待を持っている人。
- 「分かり易い効果」「心地よさ」「ふわふわ感」「洗えたという実感」のようなものを求める人は「何もない」と感じて使い続ける意味を見いだせないかもしれません。
(「分かり易い効果」というのは大手メーカーが植え付けた(洗いあがりの良い匂い・抗菌が素晴らしいというイメージ)なのだと思います。)
そして、大抵の人は「目的を見失う」かもしれません。
- 「水で洗ったときとどう違うのか?」がよくわからない。
- 「何のためにマグネシウム粒洗濯を始めたのか?」が分からなくなる。
「何か」ではなく「何もない」を求める人に必要なものなのです。
そもそもマグネシウム粒洗濯は「何もない」というものを目指しているので、「何か」を求める人には向いていないと思うのです。
「何か」の中には、
- 手っ取り早い(短時間で済む)
- 分かり易い(何も考えずに使える)
- 完璧(これ一つあれば完璧)
- 良い匂い(雑菌がわいても臭わない(抗菌や香料でマスキングする))
- 魔法(洗剤で落ちなかったものまで落ちる!)
という何某かのマジック(満足感)を求めていた場合、シンプルさを追求するマグネシウム粒洗濯とは相容れないのです。
マグネシウム粒洗濯は洗濯という概念の「断捨離」
このマグネシウム粒で洗うという洗濯方法は、言わば洗濯に対する概念の「断捨離」なのだと思うのです。「洗剤を使わないと洗濯出来ない!」という思い込みから解放されて、洗濯の概念を根本的に変える為の通過点なのです。
水のみ(弱アルカリ水)で洗濯出来るなんて目から鱗ではないですか?
私は、
- 「洗剤成分を残さずに洗濯が出来る」
- 「完全な無臭(洗剤臭がない本当の無臭)」
ということに清々しさを感じました。
その上、以下のことを凄くプラスに感じました。
逆にこれらをメリットと感じられないのならばマグネシウム粒洗濯には向いていないと思います。
- 部屋干し臭がない
- 洗剤を買わなくていい
- 洗剤を使う(消耗品を使う)という罪悪感がない
- 環境への負担が少ない
- 洗濯機が汚れない
- すすぎが少ないので水が節約出来る
- マグネシウム粒のお手入れが楽しい
- 検証を重ねるのが楽しい
- (効果を正しく感じるためには、「水量とマグネシウム粒の割合」「ベストな洗濯時間」「洗剤を併用するのか?しないのか?」を検証をくりかえして臨機応変にその時の自分にとってベストな手段を模索する必要がある。)
そして、以下のことをデメリットだと感じるならばマグネシウム粒洗濯は向いていません。
- タオルがゴワゴワする
- 香料で誤魔化せない
- 抗菌出来ない
- ふわふわしない
- 生地が痛む
- 白いものが白くない
- 再付着防止剤が入っていないので色移りしやすい
- 念入りに洗いたい場合は時間がかかる
- 定期的にphを確認する必要がある
- マグネシウム粒の手入れが必要
- 「何もない」ので+αの対策を自ら考える必要がある
- マグネシウム粒の袋が破れないかを気にする必要がある
特に上記で黄色い下線が入っていた項目は、大手メーカーの合成洗剤や柔軟剤に慣れてしまった人が抵抗を感じる部分だと思います
- タオルがゴワゴワする
- 香料で誤魔化せない
- 抗菌出来ない
- ふわふわしない
これらは、習慣・恐れ・依存がもとになっているので抜け出しづらいと思うのです。
- 習慣(ふわふわの心地良さ)
- 恐れ(体臭・雑菌臭への恐れ)
- 依存(香料で誤魔化したい・抗菌に頼りたい)
マグネシウム粒洗濯は、これらの恐れの原因である雑菌臭の元になる皮脂汚れやタンパク質などの有機物をスッキリと落としているので、臭いの原因を排除して消臭出来ているのですが、「抗菌する」ことも「香料でマスキング」するということも出来ないので、それを重視する人にはマグネシウム粒洗濯には、無香料で抗菌力がないという事が物足りないと不安に感じるのだと思います。
洗濯マグちゃん(マグネシウム粒洗濯)に向いている人
自然派や無添加や無香料にこだわる人に向いています。
- 洗剤を極力控えたい人
- 無臭が好きな人
- アレルギーがあって化学物質を避けたい人
- 薬品臭や香料にうんざりした人
- アルカリ剤(セスキ炭酸ソーダ等の洗濯)が面倒になった人
- アルカリ剤の粉を溶かすのが面倒
- アルカリ剤の適量を判断することや計ることが面倒
- アルカリ剤のすすぎ残りが心配(マグネシウム粒はすすぎ残りがない。)
- ミニマリスト
- 研究熱心な人
- 説明書を読める人
- 疑問を自分で調べて解決することに達成感を感じる人
洗濯マグちゃん(マグネシウム粒洗濯)に向いていない人
自然派に興味がなく、大手メーカーの抗菌洗剤や香料が強い洗剤や柔軟剤を常用し続けるつもりの人には向いていません。(それをやめたいと思った方には向いていますが、いきなりマグネシウム粒洗濯を始めるのではなく、最初の数か月は無香料洗剤を使ってからマグネシウム粒洗濯を始めた方が抵抗が少ないと思います。)
そして、せっかちで手っ取り早く済ませたい人には向いていません。
マグネシウム粒洗濯は時間をかけるほどに効果が出るものだからです。
- 洗濯を楽に早く済ませたい人
- 強い香料が好きな人
- 説明書を読みたくない人
- 何も調べたくない人
- めんどくさがりな人
- 成分表を見たことがなく、この先も成分表には興味が湧かないであろう人
「マグネシウム粒のみ」で洗濯をしてこそ価値が分かる!
あくまでも私の主観ですがマグネシウム粒洗濯は、
- 洗剤を使わない(有機物が残らない)からこそスッキリ洗える。
- 「洗剤を使わないのに汚れや臭いが落ちて部屋干し臭もない!」というところに感動ポイントがある。
という気がするのです。
洗剤と併用した場合の効果は実感しにくい!
洗濯マグちゃん公式の説明のように「より良く汚れを落とすために洗剤と併用するもの」という使い方だと、「効果を感じるきっかけが少なくなる」ように思うのです。
洗剤のみで洗った場合とマグネシウム粒と洗剤を併用して洗った場合の違いを具体的に実感出来る人は少ないと思います。
中には「効果を感じることが出来た!」という人もいるのかもしれませんが、併用している方の多くはおそらく、「何かの効果があるかもしれない」という「おまじない」の感覚で使っているという人が多いのではないのでしょうか?
それでも問題ないのですが、やはりマグネシウム粒洗濯の真価は「マグネシウム粒のみで洗える」というところにあるような気がするのです…。
併用すると、洗剤のみ(又はマグネシウムのみ)の時よりも、洗浄力や消臭効果が上がるのか否か?は、実際に使って見ないとわからないことです。
私はあまり洗剤と併用しないのでその効果は良くわかっていません。
(この先実感出来たらいいな~とは思っていますが…。)
「何もない」ところに「最低限のものを追加する」というのが最適解!
私は、マグネシウム粒洗濯を実践して「引き算の美学」を実感することができました。
そして「何もない(ゼロ)」状態から「必要最低限をプラスする」という方法が最適解なのだとわかりました。
「マグネシウム粒のみで洗濯する」ということを軸に考えて、臨機応変に「必要なものだけを足していく」というのがシンプルかつ最大限に効果のある洗濯方法だと思っています。
<応用例>
- タオルを放置したら雑菌臭がわいちゃった!
- 方法1:洗濯水をph9.5以上にしていつもよりも長時間洗濯をする。
- 方法2:酸素系漂白剤と併用する(又は塩素系漂白剤のみ(混ぜるな危険)で除菌してから洗濯をする)。
- タオルがかなりゴワゴワしてきた!
- 方法1:クエン酸ですすぎをしてみよう。
- 方法2:柔軟剤もクエン酸も使いたくないから、何度か洗剤のみで洗ってみよう。又は洗濯と併用してみよう。
- 方法3:一週間に1回は洗剤で洗うとゴワゴワがリセットされるかも?
など…いろいろと試しながら最適解を探していくのが楽しいと思うのです。
マグネシウム粒洗濯を始めることで人生に与える影響とは?
マグネシウム粒洗濯を始めることで人生に与える影響とは、この先の人生で触れる予定だったはずの多くの化学物質に触れないで済むということがメリットなのだと思います。
大手の合成洗剤を使っていた人の人生に与える影響は以下の通りだと思います。
- 抗菌剤などの薬品の有害物質から解放される
- 人に嫌われる原因である香料と縁が切れる
- 麻痺(香料に順応)していた嗅覚が戻る
無香料洗剤を使っていた私の人生に与えた影響は以下の通りだと思います。
- 洗濯方法が無香料洗剤一択からマグネシウム粒洗濯の二択に増えた
- 洗剤が無くても洗濯出来るという安心感を得た
- 洗濯という概念の「断捨離」ができた
- 大手洗剤メーカーのまやかしに気付いた
一番大きいのはやはり、洗濯という概念の「断捨離」ができたという部分です。
「必要最低限の方法(汚れを落とすだけ)で解決できる」ということを知った今では、大手洗剤メーカーが「○○を解決するにはこの成分!」という売り込みをするためにあえて汚れを落とさないままにして問題を残しておき、その問題に対処するために「除菌・抗菌・消臭・強い香料」を売り込むというマッチポンプ(自作自演)をしているのではないか?!という疑問を持ちました。
昔液体アタックを使っていた時には酷い部屋干し臭で悩んでいたのに、無香料洗剤に変えてからは部屋干し臭に悩んだことが無かったということを改めて思い返して、大手メーカーの洗剤に対して疑問を感じています。
そして、大手メーカーの売り込み文句が本当に正しいのか?をCMイメージに乗せられないで自分の感覚で判断するべきだと言うことをより強く思うようになりました。
おそらく大手メーカーの商品は「全部乗せ」を目指すあまりに、「中途半端なものの寄せ集め」になっているのではないか?と思うのです。
中途半端だからあれもこれもと追加を重ねて、何に向かっているのか?も分からなくなっているのかもしれません。
そう考えると、やはり「引き算の美学」が最適解だと思うのです。
一つの製品に全てを求めずに、自分が賢くなって臨機応変に洗濯方法を変えればいいだけなのです。
マグネシウム粒洗濯を始めるきっかけは好奇心がベスト!
私がマグネシウム粒洗濯を始めたのは好奇心です。
「洗剤を使わないで洗濯できるなんて本当?!消臭効果もあるの?!部屋干し臭もないの?!」と思って試してみたかったからです。
そして、香料や薬品臭が嫌いな私は余分な成分が残らない完全なる無臭という状態が最高に心地いいと思ったからです。
好奇心がきっかけならば、洗濯水をph9.5以上にするための検証も楽しいはずです。
次はこうしよう、ああしようなどをいろいろ研究するのが楽しいのです。
好奇心を持って検証を楽しみましょう!
あとがき:大手メーカーの激臭洗剤から抜け出せたその先に…。
マグネシウム粒洗濯を始めたときに、「無香料洗剤」を使っていた人、「激臭の洗剤や柔軟剤」を使っていた人とでは効果の感じ方が大きく違います。
無香料洗剤を使っていた人は、マグネシウム粒洗濯を違和感なく受け入れられますし、「無香が無臭」になっただけです。
しかし、激臭洗剤や激臭柔軟剤を使っていた人が洗濯という概念の「断捨離」を終えたその先には、今までとは全く違う世界を感じるのではないかと思います。
激臭洗剤を使っていた人が効果を感じるまで使い続けることは難しいような気がしますが、もしも効果が出るまで正しく使い続ける事が出来たならば、それ以前の自分が「薬品や強い香料によって鼻を麻痺させられていた」という事実に気づけるようになったのをきっかけに世界がガラリと変わると思うのです。
そして、ご自身ではピンと来ないかもしれませんが、それは周りの人に対する恩恵が多大です。
マイクロカプセルなどの激臭を嗅がされていた周りの人が苦しみからやっと解放されます。「あなたの香料が辛い」と言えずに耐え抜いてきた周りの人が救われ、あなたのことを不快に思わなくなるので、人間関係にも多大なメリットを与えます。
正常な鼻に戻ったならば、今度は自分が香害に苦しむ番になるのかもしれないですが、加害者になるよりはましだと思います。
何より有害物質から解放されることで健康になれます。
今まで「原因不明の頭痛」や「目が染みてしばしばする」などの症状があったのならば、それは自身の使っていた洗剤や柔軟剤による香害だったかもしれないのです。
マグネシウム粒洗濯をきっかけに大手メーカーによる香害に気づいて欲しい!
私が問題に感じるのは、大手メーカーの合成洗剤は、「汚れを落とすことよりも、臭いをマスキングすることに尽力している」というところです。
「無臭にするための除菌・消臭」なのに、除菌・消臭を謳いながら臭いの強い抗菌剤や香料を使うのは本末転倒だと思うのです。
そして、「香料でマスキングすれば解決!」と思って香害をまき散らしている人の多いことが問題だと思っています。
そのせいで周りの人はその洗剤の激臭に悩まされているのですが本人は気づけないのです。なぜかというと鼻が麻痺しているから……。
怖いことに消臭しているのは洗濯物ではなく本人の鼻の神経なのですが、本人にはそれに気づけないのです。そのせいで周りの人がどれだけのダメージを受けているのか?を本人は知る由もないというのがもどかしいところです。
自然な臭いが何十メートルも先に臭うことはありません!
「自然に漂う服のにおい(体臭)」と「激臭洗剤や柔軟剤で洗った服から漂うにおい(香料)」との「迷惑度(=臭いの強さと届く距離)」を比べたら、激臭洗剤の臭いが桁違いに強いのだということをその洗剤の利用者にお知らせしたいです……m(_ _)m
隣の家のベランダから体臭が入ってくるということもないですし、その人の家にあるものすべてに体臭が染みついているということもないでしょう!
しかし、おそろしいことに洗剤や柔軟剤の香料ではそれが日常茶飯事なのです。
そのくらい今の大手メーカーの洗剤や柔軟剤の香料が異常に強いということです。
そもそも、それほど強い香りで隠したい体臭とはどれだけのものなのでしょうか?
何か月も身体を洗わないホームレス並みの臭いでないとつじつまが合わないくらいだと思います。(例えホームレスにその香料を付けたとしても、臭いにおいは消えずに香料が足されているだけだと思いますが…。)
「体臭を誤魔化すためならば、強い香料で他人を苦しめてもいいのだ」と、この先も激臭洗剤を使い続けますか?
「自分が好きな臭いだから自由に使ってもいいじゃないか」と激臭の柔軟剤を使って、周りの人が健全な空気を吸う権利を奪い続けますか?
改めて皆さんに考えていただきたいのです。
現状大手メーカーの人気洗剤はほとんどが激臭洗剤(抗菌・消臭・部屋干し臭なし!←その代わり薬品臭と激臭の香料付き!)なのですが、それに気づかずに使っている人が多いと思います。
これこそが香害という社会問題なのです。罪なき加害者を生み出しているのです。問題のあるのものを大手メーカーが発売するわけがないと思っている人は素直すぎます……😭
→「洗剤を使わないと洗濯できない」という思い込みから目覚めよう!
柔軟剤はただの「香りアイテム」ではない⁰その正体は、直径数十〜数百μmの
— 美容師☆一輝 (@kobesur) August 30, 2025
マイクロカプセル
柔軟剤1mlに6万〜100万個
1回の洗濯で30万〜2000万個が
衣類に付着する。
しかも素材はホルムアルデヒド樹脂など
発がん性が疑われるプラスチック
摩擦で破裂すれば合成香料ガスと
樹脂粉塵が放出され… https://t.co/yRM37BNYpr pic.twitter.com/c9xxEjZFyx
このページが皆さまの参考になれば幸いです。
<弱アルカリ水洗濯>
◆自分用メモ◆
<洗濯マグちゃん公式サイト>
FAQ:https://magchan.com/f/faq
・マグちゃんの効果
<洗濯マグちゃんのレビュー>
洗濯マグちゃんは効果なし?使い方から洗浄力・消臭力まで徹底レビュー!ラクリー|クリーニングとお洗濯のWEBメディア
洗剤いらずの洗剤!?【洗濯マグちゃん】大検証!!洗浄メカニズムや実際の洗浄力・安全性は?その①
洗剤いらずの洗剤!?【洗濯マグちゃん】大検証!!洗浄メカニズムや実際の洗浄力・安全性は?その② |
<自分用メモ:参考サイト>
・金属石鹸とは
・洗濯マグちゃん 消費者庁からの指摘 その後 宮本製作所 宮本隆 社長に直撃した
・セスキ炭酸ナトリウム – Wikipedia
・セスキ洗濯をやめた理由と洗浄力の違いを徹底比較|体験談と臭い・衣類トラブル対策も解説 – ハウスケアラボ
<弱アルカリ水洗濯について>
pH9.5以上だと油汚れが落ちるのは中和ではなく脂がアルカリに反応して鹸化(けんか)という現象が起きるから:参考動画
<洗剤のイオンの種類と性質>
陰イオン=アニオン、陽イオン=カチオン、非イオン=ノニオン 参考動画
アニオンは皮膚刺激が強い。
<皮膚刺激性の強さ>
→アニオン>>カチオン>>ノニオン
- 石鹸はアニオンだけど洗浄後に金属石鹸になって無害化されるので肌に優しいという作用がある。
- ノニオンは最も肌に優しいのでシャンプーなどはノニオン系が多い
- ノニオン系(非イオン系)の洗剤はすすぎ易い、アトピーにも優しい。石鹸系の洗剤と同じような感じ?:参考動画
・セスキ炭酸ソーダ:https://amzn.to/46iC8zW
・pH試験紙 – Wikipedia
・銀イオン抗菌濃縮液
・万能洗剤?オキシクリーン・酸素系漂白剤の主成分【過炭酸ナトリウム】の正体とは | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
食品にマイクロカプセルだって?!原料が自然のものとは言え…こういう発想自体がどうかしている。香料に頼らずに生きていきたいよ。
・マイクロカプセル技術を応用した耐熱香料で香り高いから揚げを実現|解決事例から探す|三栄源エフ・エフ・アイ 製品情報サイト
<参考動画>
マグネシウム粒で硬度が高くなった水と石鹸系の洗剤の併用の実験

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