排水桝が詰まった時に、悪質業者や詐欺の被害にあわないために、信頼できる業者の選び方や見分ける方法を紹介します。
トイレや排水桝の詰まりで高額請求されないか?と心配で、信頼できる業者の業者名が知りたい!という方もいると思います。
参考までに、今回我が家で依頼した業者名と感想(口コミ)も紹介します。
困った時に知っておきたい「消費者センター」や「クーリングオフ」についても解説します。
「排水桝の詰まり」で信頼できる業者の選び方!悪質業者や詐欺やぼったくりを避ける方法!
トラブルを避けるためにも業者はちゃんと選びましょう!
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これは、持ち家で排水桝や排水が詰まった時の業者の選び方です。
(※賃貸の方は、大家さんや管理会社に連絡を!修理費用を負担してくれたり、業者を手配してくれるかもしれません。排水桝の詰まりは借主ではなく管理会社の管轄です。詳しくは管理会社に確認してください。)
信頼できる排水清掃業者の選び方と見分け方
- 勝手に訪問してくる飛び込みの業者は悪徳業者
呼んでもいないのに勝手に見まわってきて、「お宅の排水桝がヤバい」的な売り込みをしてくるのは悪徳業者です! - ネット広告は避ける!マグネットとかチラシもダメ!(全部悪徳と思った方が無難。)
- 検索で上に出てくる「スポンサー」と表示されて出てくるものは広告です。
「検索上位のものと勘違いしやすい場所」に表示されているので注意! - 「業者名で検索」して一番上に出てくるのが、「検索した業者名とは無関係の業者の広告」だとは気付かずに、勘違いして広告の業者に依頼してしまうということもあるようです。
- 口コミを見ていると、広告の業者に間違えて依頼してしまい、「違う業者のことを悪徳業者だと勘違いしたまま」口コミを書いているのだろうな?と思われる例を目にしました。
- 広告を出している業者の全部が悪徳業者なのか?はわかりませんが…全部悪徳と思っておいた方が無難です。
- 検索で上に出てくる「スポンサー」と表示されて出てくるものは広告です。
- 怪しい業者のサイトの特徴(私の勝手なイメージですが…)
- 信頼できる業者のサイトの特徴
- YAHOO知恵袋・2ちゃんねる・ブログ等で口コミを検索する
「社名」+「苦情」、「評判」などを検索する- 極端な口コミは噓の場合があるので注意。
- 水道屋(評価・比較・ランキング)サイトは信用しない
- 比較サイトの順位は自作自演のものがある。
- 口コミサイト(仲介サイト)のどれが信用できるのか?は分からない。
- 「会社名」+「口コミ」で検索すると、排水詰まり清掃業者(水道屋)の口コミサイトのようなものがたくさん出てきます。
それらは、「口コミを見に来た人のニーズにあった業者を仲介してくれる」という仕組みを持つ「仲介業者のサイト」でした。
そこで紹介されている口コミ内容や業者の紹介の内容は信頼できるものもありますが、そうでないものも中にはあるかもしれません。 - 「仲介業者のサイト」の中には、信頼できる業者をちゃんと紹介してくれるものがあるようです。
自分で探す手間が省けて便利なのですが、どのサイトが信用出来るのか?を調べるのが面倒なのと、私が利用したことがないので、あえてここで勧めることはしません。 - 口コミサイト(仲介サイト)は口コミと業者の業務形態が一目で分かるようにまとめられているものがあるので、それを参考にすれば、仲介を頼まなくても自分で直接業者に依頼できる。
※どちらにしても最終的には必ず自分で業者の公式サイトを見て確認する。
- 「会社名」+「口コミ」で検索すると、排水詰まり清掃業者(水道屋)の口コミサイトのようなものがたくさん出てきます。
- 会社の歴史や実績を見る(悪徳はすぐに名前を変えるので、長く続いている会社がいい)
- 電話でも無料で見積りを取れるところがいい。
- 見積もりが無料かどうか?を確認する。
- 「出張見積もり無料」の条件に例外がないか?を確認する。
- 「この場合は例外なので有料」という感じで請求される事がある。
- 電話で見積りを言わない業者は危ないかもしれません。
- 事前にある程度の説明をせずに、いきなり「見積りに伺います」というのは断りにくくして、不当な請求をする可能性がある。
- 逆に電話だけで断定してくる業者も怪しいみたいです。
(結局どっち?!ってなるけど…😅電話対応が良心的かどうか?の雰囲気で判断するしかないですね…。) - 納得がいかない場合は、他の業者にも見積りをとって納得のいく業者に頼む。
- 見積もりが無料かどうか?を確認する。
- 電話対応や訪問時の挨拶などからも、その会社が誠実かどうかは感じ取れるかもしれません。
- 緊急性がないのに急かせるところは危険
- 各都道府県や区市町村の「水道局指定業者(指定工事店)」として登録済みの業者を選ぶ。(地元の業者がいい)
- 排水の詰まりの除去は指定業者でなくても出来るが、「悪徳でない」という意味で指定業者の方が安心。
- 「水道局指定業者」でも怪しいところはある!
これは新しい会社や、悪徳業者でも簡単に取得できる資格なので、絶対に安心というわけではないが、「水道局指定業者」を選ぶというのは悪徳業者を避けるための最低限の安全ラインと思った方がいい。 - 業者のHPに「水道局指定工事店」と書いてあっても、行政のホームページでも確認する!怪しい業者は探しても載っていない事がある。
- <疑問>
指定工事店には、「排水設備指定工事店」というものがあるのですが、私の頼んだところは「水道局指定工事店」でした。
排水詰まりの清掃業者で「排水設備指定工事店」と名乗る業者が少なく、大抵の業者が「水道局指定工事店」と名乗っているので、それが一般的なのだろうと思います。
「行政が認可している業者」という意味では、どちらでもいいのかな?と思います。
(※呼び方が曖昧で行政によっても違うので、良く分からず混乱してます😅)
- 家を施工してくれた工務店やハウスメーカーなどに連絡してみると、お付き合いがある水道工事店を紹介してくれる場合がある。
- 全体的に流れが悪い場合や排水の状況を確かめてみたが、詰まりの原因がどこなのかはっきりしない場合
→お住まいの区の土木事務所に相談する。
参考:横浜市排水設備指定工事店 横浜市↗
参考:神奈川県営水道の指定給水装置工事事業者一覧 – 神奈川県↗
参考:水道局指定業者とは? | クラシアン↗
前もって信頼出来そうな業者のリストを作っておくと安心!
前もって信頼出来そうな業者のリストを作っておくといいかもしれません。
排水清掃の業者だけではなく、水道、ガス、下水、鍵などは、万が一に備えて、事前に信頼できる業者を探しておくと、いざという時に焦らずに済みます。
特に最近は、鍵の被害をよく耳にしますよね。
深夜に帰宅したら鍵がなかった?!と焦って呼んだ業者が悪質な業者で何万円も取られた!などの被害を耳にします。
私もいざという時に備えていろいろ調べておかなきゃと思いました。
<悪徳業者に注意!>
排水管の点検や洗浄の勧誘にご注意!−「無料点検」のはずが洗浄の勧誘!?「料金3,000円」のはずが数万円に!?−(発表情報)_国民生活センター↗
困った時は「消費生活センター」に相談をする!
水道修理で悪質な業者とトラブルになった時には、消費生活センターに相談しましょう。
消費者ホットライン:全国共通の電話番号 | 188(いやや) |
窓口 | 近くの消費生活センター 市区町村の消費生活相談窓口 都道府県の消費生活センター 国民生活センター |
悪質商法やトラブル、ぼったくりに遭ってしまった時には、「誰に相談したら良いのか分からなくて不安」なものです。
そんな時には、早めに消費者ホットラインに相談してみましょう。
身の危険を感じたら警察に連絡をする
もし、ぼったくり業者とトラブルになり、身の危険を感じる事態になったら、迷わず警察に連絡しましょう。
- 強引に上がり込まれた
- 点検だと偽り修理を勝手にされた
- 断っても何度も強引に勧誘された
ひとり暮らしの女性や高齢者世帯の場合は、圧力に負けて断りたくても断れない場合もあります。
それにつけこんで、さらにエスカレートする可能性もあるので、警察に対処してもらうことも選択肢に入れておきましょう。
水道修理や排水処理でぼったくりに遭った!クーリング・オフできる?
水道修理や排水処理の依頼後に「もしかしたら、ぼったくられたのかも?」と、後で気づくこともあると思います。
すぐに修理しないと水トラブルが拡大すると脅かされて、強引に高額な修理代を払わされたような場合には、後で納得がいかなくなることもあると思います。
そんな時、クーリング・オフ制度を利用できるかどうかが、気になりますよね。
「クーリング・オフ」は契約済であっても、一定の期間内なら、無条件で契約の申し込みの撤回や契約の解除ができるという制度です。
クーリング・オフできる場合
クーリング・オフは、商品の購入時だけではなく、条件を満たせば水道修理に関するトラブルにも、対応できる場合があります。
たとえば、以下のような場合は、クーリング・オフは可能なようです。
- トイレの排水の詰まりで水道修理業者を呼んだ。
- 「修理するにはトイレが古いので、○万円かかる。便器の交換を行えば修理代を無料にする」などと勧められた。
- 便器の交換が何十万と言われて高いと思ったものの、トイレのつまりを早く直したくて依頼した。
- 後になってあまりに高額でぼったくりに遭ったと気づいて、クーリング・オフを検討した。
トイレの詰まりを直したいという目的で水道修理業者を呼んだはずなのに、便器の交換を勧められて、やむを得ず購入をしてしまったという例です。
つまり、便器の購入は依頼のきっかけとなった始めの目的とは違っています。
原則として当初の依頼の目的と異なる別の契約を勧められた場合は、クーリング・オフが可能です。
クーリング・オフできない場合
一方、クーリング・オフができない・成り立たない例は以下のような場合だそうです。
- 業者を呼んだ時の目的に沿った契約をして、問題なく修理が終わっている
- 業者を呼ぶ際に、契約の申し込みや締結をすると意思表示をしている
- 業者が消費生活センターとの話し合いに臨む意思がなく、正当な工事だったと主張する
当初の依頼の目的で契約を済ませている場合には、クーリングオフが使えません。
クーリング・オフの利用の可否で悩んだ時は、自分で考えるよりも消費者ホットラインで相談をした方が早いです!対応には期限があるのですぐに相談しましょう!
クーリング・オフの手続きの方法
クーリング・オフの手続きは、必ず書面で行います。
- 契約書を受け取った日を含めて8日間以内に、書面(ハガキ)で通知をする
- 契約書にある業者宛に通知をする
- 必要事項をハガキに書いて、両面をコピーして保管する
- クレジットカード払いでの契約をした場合は、クレジットカード会社宛にも通知をする
- ハガキは「簡易書留」か「特定記録郵便」で送る
ハガキで通知する内容は以下のとおりです。
- 契約解除の旨
- 契約年月日
- 商品名
- 契約金額
- 販売会社
- 本人の住所や氏名
- 送付日
手続きは、1日も早くした方が有効な場合もあるようです。
悩む前に、契約書類などを準備した上で、すぐに消費生活センターへ電話で相談してみましょう。
参考までに、我が家が実際に依頼した業者を紹介します。
先日、排水桝が溢れてしまった時に高圧洗浄で来て頂いた業者を紹介します。
ここがお勧めで絶対に安心!という保証は出来ませんが…ぼったくりではなく、信頼できる業者で、見積りどうりで作業して頂けました。
作業員の方の感じは良かったです。
作業の質は作業員や作業内容によっても変わるので品質の保証は出来ないのですが…少なくとも詐欺業者ではないみたいですよ。
↓私が依頼したのはこちらです↓
■排水管トラブル|アールシーワークス↗(※全国区ではなく、首都圏の一部地域のみ対応)
業者に目星を付けたら、口コミも見てみるといいかもしれません。
この口コミサイトも仲介サイトですね。
【2024年版】アールシーワークスの口コミ・評判を徹底調査!↗
<キャンペーンは要チェック!>
今回は知らなかったのですが、「ホームページを見た」と言うと5%引きになる(※記事作成時)キャンペーンがありますね…。
私は知らなかったので割引出来なかったのだと知って、損した気分m(_ _)m
他にも一戸建ての排水管洗浄が「15000~」(※記事作成時)というキャンペーンをやっているけど私の時には当てはまらなかったのかしら?
「対象エリアのみ適用」とあったけどその範囲をホームページに明記していないから、問い合わせないとわからないというのは気に入りません。
もし当てはまっていたら10000円位値引きされてたかも?と思ったらモヤモヤします。
(それも値引きの詳細がわからないので不明ですが…)
当てはまっていたらもっと安かったかもしれない?!なんて思ってしまって、後から知ると損した気分になるからキャンペーンとか値引きとかやらないで欲しい…。(勝手な言い分😅)
特に今回は前回よりも一万円以上も値上がりしていたから…納得いかない気分になってしまいました。。
皆さんは依頼の際には、他の業者の場合でもホームページの情報をチェックして値引きのキャンペーンをやっていないか?を確認してから依頼した方がいいですよ!
\24時間対応/電話の見積もり時に「初めての利用」と申告すると3000円引きになるみたいです/(※私が依頼したところではありません。)
↓排水桝(排水詰まり)についてはこちらで詳しく説明しています↓
- 排水桝についてのいろいろ!
このページが皆さまの参考になれば幸いです。
メンテナンスと日々の心掛けで汚れや詰まりを防ぎましょう!
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